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「被検者の身長を故意に低く改ざん」「開発責任者に生薬の知識がない」 小林製薬のずさん過ぎる開発体制とは【紅麹サプリ問題】(全文) | デイリー新潮
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「開発部門に薬理作用の知識のある人間が少な過ぎる」 小林製薬が作った紅麹成分入りサプリメントを摂取... 「開発部門に薬理作用の知識のある人間が少な過ぎる」 小林製薬が作った紅麹成分入りサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる。すでに5名もの死者が確認されており、食品をめぐる事件としては近年まれに見るひどい惨事となった。甚大な被害を生み出してしまった、同社の強欲な企業体質を解き明かす。【前後編の後編】 *** 【写真を見る】「カリスマ経営者」として知られる小林一雅会長 1919年に設立された同社は、6代にわたって創業家の小林家が経営してきた。かつては薬品の卸売りが主力事業だったが、現代表取締役会長の小林一雅氏(84)が60年代以降、アイデア商法路線に舵を切り数々の商品をヒットさせて会社を拡大し現在の礎を築いた。 一雅氏と現社長の小林章浩氏(52)、親子2代にわたってケチな“なにわの商人”を貫く小林製薬は、儲けを重視し過ぎるあまりに疑念の目を向けられることもあった。 さる製薬会社関係者は