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培養困難な食用きのこ,「タマゴタケ」の人工栽培化を目指して
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培養困難な食用きのこ,「タマゴタケ」の人工栽培化を目指して
食用価値の高い野生きのこであるマツタケ,トリュフ,ポルチーニ,タマゴタケは外生菌根菌に属し,樹木... 食用価値の高い野生きのこであるマツタケ,トリュフ,ポルチーニ,タマゴタケは外生菌根菌に属し,樹木と共生関係にあることが知られています.外生菌根菌は,多糖類(セルロースなど)を分解する能力を持たないため,増殖するためには生きた樹木からの炭素源の供給が不可欠です.そのため,原木や菌床を用いた従来の方法では栽培することができません.したがって,菌根性きのこ類の栽培化を実現するためには,宿主植物の根に菌根菌を感染させた苗木を作出し,それを維持する技術の開発が必要です.しかしながら,菌根菌は総じて菌糸生長が遅いため,感染苗木の作出が容易ではありません.中でもタマゴタケは,培地上で菌糸が全く生長しないか生長が非常に遅く,移植を繰り返すうちに死滅することも多いため,難培養性と言われています.また,感染苗木の作出に成功した事例も報告されていません.そこで私は,タマゴタケを培養するための確実な方法を確立し,