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学びを「隠す」日本人 リスキリングが進まないワケ
この記事は、パーソル総合研究所が4月4日に掲載した「コソコソ学ぶ日本人――『学びの秘匿化』とは何か」... この記事は、パーソル総合研究所が4月4日に掲載した「コソコソ学ぶ日本人――『学びの秘匿化』とは何か」に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。なお、文中の内容・肩書などはすべて掲載当時のものです。 昨今、リスキリング・ブームと人材開発の活性化により、各企業で「学び合う組織づくり」への関心が高まっている。しかし、パーソル総合研究所が実施した「学び合う組織に関する定量調査」では、日本は学ぶ個人が少ないのと同時に、学んでもそれを周囲に共有しないという、学びの「秘匿化」の傾向が明らかになった。本コラムでは、組織としての人材開発を阻害してしまうこの秘匿化のプロセスについて詳しく紹介したい。 「笛吹けども踊らず」のリスキリング施策 昨今「人的資本経営」や「リスキリング」のブームにより、人材開発・人材育成への経営的関心が高まっている。人材開発費が長期に抑制されてきた日本では、数十年ぶりのトレンド