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働き方改革の“善意”はなぜ、“悪意”に変わるのか
社会全体の課題として広く議論されている“働き方改革”ですが、私にとっては、常にモヤモヤした感覚が漂... 社会全体の課題として広く議論されている“働き方改革”ですが、私にとっては、常にモヤモヤした感覚が漂うテーマです。そもそも、従業員の視点と経営者の視点で働き方改革への期待にズレが生じる上、これにITベンダーの商売上の思惑までがトッピングされるとモヤモヤ感はさらに加速します。 最近、モヤモヤしたのは、「定時になるとPCが強制的に終了する」「退勤時刻になるとドローンがオフィスを飛び回り“蛍の光”を流して退社を促す」「定時後にメールを送信すると、ログが取られて警告を受ける」「在宅勤務者をカメラで監視する」といったような事例です。 こうしたサービスの出発地点は、「サービス残業のないホワイトな職場」という善意なのですが、たどり着いた結果は皮肉なことに、「システムによる人の行動監視」というSF映画もびっくりの悪意に支配されたような世界に見えてしまいます。 事業会社の情報システム部門が直面する働き方改革関
2018/04/02 リンク