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境界線ぎりぎりに集合住宅建設 合法でも「配慮感じられない」 仙台・若林 | 河北新報オンラインニュース
「仙台市若林区の実家の西隣で集合住宅の建設が始まったが、境界線ぎりぎりに建てている。80代の両親... 「仙台市若林区の実家の西隣で集合住宅の建設が始まったが、境界線ぎりぎりに建てている。80代の両親が安心して暮らせない」。市内の40代女性から困惑の声が「読者とともに 特別報道室」に届いた。取材を進めると、トラブルの遠因になったかもしれない地域の土地事情が見えてきた。 6月中旬に女性の実家を訪ねた。3階建ての一軒家の西側で、木造3階建ての集合住宅の建設が進んでいた。情報通り、建物の間隔は91~126センチとかなり近接し、女性の実家に圧迫感を与えている印象だった。 女性は「西日を生かせるように設計した家だった。壁のような集合住宅が建つと、冬の午後などは日が全く差さなくなる」と嘆く。 女性によると、工事は4月に始まった。業者は「修繕のため」と塀を撤去し、境界をまたいで足場を組んだ。女性の指摘で翌日には撤去し、塀も再建されたが「足場が敷地内に収まらないほど、ぎりぎりに建てている」と不信感が募った。
2020/07/28 リンク