神戸市会の自民党議員団 斎藤氏を支援しない方針

兵庫県知事選を巡り、神戸市会の自民党議員団（１９人）は２５日までに、自民県議団から離脱したグループが推す大阪府財政課長、斎藤元彦氏（４３）について、支援しない方針を固めた。 市会議員団の安達和彦団長（６７）は、斎藤氏に秋波を送る日本維新の会の動きも加味し「（国政選挙などで敵対する）維新が斎藤氏を支援した場合、受け入れることはできない」とした。ただ、副知事を辞職した金沢和夫氏（６４）を支援するかどうかも未定という。 市会議員団は２４日、県連や県議団に対し、分裂を回避するよう求める要請書を提出。「知事選に向けて一丸となった挙党態勢を築くよう、分裂回避に向けた努力を要請する」と求めていた。（三島大一郎）