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五月人形のできるまで | 真多呂人形
甲冑師二代目・加藤一冑は、現在、忠実な時代考証を元に実物と同じ鎧・兜を再現できる日本で唯一の名工... 甲冑師二代目・加藤一冑は、現在、忠実な時代考証を元に実物と同じ鎧・兜を再現できる日本で唯一の名工です。 国宝や文化財に指定されている武具甲冑の模写修理に功績を残した初代名人一冑を父に、また名匠とうたわれる加藤秀山を叔父に、幼少から甲冑造りを学びました。 小さいながらも本物と同じ工程で作られる江戸甲冑は、東京都知事指定伝統工芸品に指定されています。 加藤一冑は、その伝統工芸士の一人であり、今や全国で十人程しか残っていない甲冑師です。 日光東照宮の千人武者行列の甲冑修理を始め、愛媛県の大山砥神社所蔵の源義経着用の「赤糸威鎧」の再現など、その確かな時代考証に基づく卓越した技でこれまで数多くの模写、修理を手がけてきました。 東京都功労者賞の表彰、節句人形コンクールで都知事賞など、数々の賞を受賞する加藤一冑・本物の技。工芸品としての美しさを合わせもった加藤一冑の兜飾りで、お子様の初節句をお祝い下さい