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デンキウナギの放電が細胞への遺伝子導入を促進する ~飼育下でゼブラフィッシュ幼魚への蛍光タンパク質導入を確認~
国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院生命農学研究科の榊 晋太郎 博士前期課程学生、伊藤 零... 国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院生命農学研究科の榊 晋太郎 博士前期課程学生、伊藤 零雄 博士前期課程学生、阿部 秀樹 准教授、本道 栄一 教授、飯田 敦夫 助教らの研究グループは、京都大学との共同研究で、デンキウナギの放電が遺伝子組み換えの原動力になり得ることを新たに発見しました。 デンキウナギはアマゾン川流域に生息し、最大で860ボルトの放電が可能な地球上で最大の発電生物として知られています。一方、細胞生物学ではパルス電流を用いて細胞へ遺伝子を導入する手法があります。そこで研究グループは、河川環境でデンキウナギが放電した場合に、周辺の生物の細胞に作用して、水中に存在しているDNA断片(環境DNA)が細胞内に取り込まれる可能性があると仮説を立てました。 検証のため、研究室でデンキウナギを飼育し、ゼブラフィッシュ注4)稚魚をDNA溶液に浸した状態で、デンキウナギの放電に暴露す
2023/12/06 リンク