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二世俳優 評価される条件は「自らの立ち位置を確立する」
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二世俳優 評価される条件は「自らの立ち位置を確立する」
芸能界には多くの二世がいるが、「二世」という“肩書き”がなくても活躍している人たちもいる。映画やド... 芸能界には多くの二世がいるが、「二世」という“肩書き”がなくても活躍している人たちもいる。映画やドラマで、キラリと光る演技力を発揮している「二世俳優」について、コラムニストのペリー荻野さんが解説する。 * * * 有名人の二世たちがバラエティーで両親の素顔を暴露トークするのは、恒例のようになっているが、それとは別に映画、ドラマでいい味を出す二世たちが増えている。 トップランナーともいえるのが、北村有起哉。名優北村和夫を父に持つ北村は、今シーズン、『アンナチュラル』でいかにも胡散臭いフリー記者宍戸を演じている。ヒロインのミコト(石原さとみ)を執拗に追いかけ、隠し撮りや脅しまがいのネタ収集も平然とする男。出でくるだけでドラマに暗い影を落とす。 彼は大河ドラマ『西郷どん』では、主人公・西郷吉之助(鈴木亮平)の薩摩の盟友大山格之助役。熱血で明るく遊びも大好き。初めての江戸でドキドキする西郷を品川の