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柔軟剤の人工香料 皮膚から吸収され体内蓄積の危険性も
2000年代後半から、香りの強い海外製柔軟剤が人気になったことをきっかけに、国民生活センターには、柔... 2000年代後半から、香りの強い海外製柔軟剤が人気になったことをきっかけに、国民生活センターには、柔軟剤のにおいに対する被害相談が増加した。 その内容は「柔軟剤を使って部屋干ししていたら、咳が出るようになった」「隣人の洗濯物のにおいがきつくて、頭痛や吐き気がする」などというもの。 こうした柔軟剤に多く使われているのは、人工的に作られた合成ムスク類といわれる香料だ。添加物や合成物質に詳しいジャーナリストの郡司和夫さんは合成香料の危険性を指摘する。 「こうした人工香料は、呼吸によって体内に入るだけでなく、衣類についた香料が皮脂で溶け、皮膚から体内に吸収されます。体の中で分解されにくく、体内に蓄積される危険性が危惧されている。 子供の喘息、アトピー、アレルギーに関与しているのではないかと、海外では使用規制が始まっています」 なかには、合成香料ではなく、シナモンやバラなど自然由来の香料もあるが、ど
2019/06/11 リンク