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高田文夫氏も知らなかった玉袋筋太郎の波乱の日々 「人生は難しい」としみじみ
放送作家、タレント、演芸評論家、そして立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週... 放送作家、タレント、演芸評論家、そして立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、浅草キッドの玉袋筋太郎について綴る。 * * * 今コンビ活動を休止している漫才の浅草キッド(水道橋博士と玉袋筋太郎)。玉なぞ高校生の頃から『ビートたけしのオールナイトニッポン』をやっている有楽町まで来て、放送が終わって飲みに行くたけし&高田の車をチャリンコでいつも四谷まで追いかけてきた。新宿生まれで新宿育ち、根っからの東京っ子、町っ子なのだ。気性は江戸っ子。ここら辺が私ともよく気が合う由縁。私は渋谷で生まれ世田谷で育ち若き日は西新宿に住み、働きずくめ、飲みずくめだった。 芸人になってからも兄弟子の“たけし軍団”のように団体芸を極めるのではなく相方と漫才をやりたいと意志表示。キッドはたけしから浅草フランス座へ預けられ、貧しさと芸道を知り、私の処
2024/04/29 リンク