宮沢賢治に「地質学者」の顔 直筆書き込み地図発見 - 日本経済新聞

詩人で童話作家の宮沢賢治が1918年に故郷の岩手県稗貫郡（現花巻市）の地質を調査した際に、岩石名などを書き込んだとみられる地図が、22日までに見つかった。国立科学博物館（東京都）の依頼で2月、専門家が書き込みを筆跡鑑定、賢治の直筆と推定されると結論づけた。地図は16年発行の5万分の1の稗貫郡周辺図で、縦46センチ、横58センチ。賢治が地質分布ごとに絵の具で薄く色付けしたとみられ、欄外には「Qu

[fukumimi2002]

16年発行の1/5万の稗貫郡周辺図で、縦46cm横58cm。賢治が地質分布ごとに絵の具で薄く色付けしたとみられ、欄外には「Ｑｕａｒｔｚ　ｐｏｒｐｈｙｒｙ（石英斑岩）」「ａｌｌｕｖｉｕｍ（沖積層）」など書き込み