デリバティブ損益通算見送り 金融課税強化と一体議論 政府・与党、22年度税制改正で - 日本経済新聞

政府・与党は株式の配当や売買にかかる金融所得課税を巡り、2022年度税制改正でデリバティブ（金融派生商品）取引を損益通算の対象に追加するのを見送る方針だ。岸田文雄首相が自民党総裁選で掲げた金融所得課税の強化策と合わせて議論するため23年度以降に持ち越す。現行制度は株式で利益が出ればデリバティブ取引で損失があっても、株式の利益に課税される。損益通算すれば両方の損益の合算額が税の対象となり、合計

[password1234]

ストラドル取引対策のやつか

[diet55]

「市場の活性化につながる期待がある一方、租税回避への懸念もある」「先物取引や異なる通貨を利用した通貨スワップ取引」「売りと買いを同時に注文し、含み損が生じた方だけ決済すれば課税所得を圧縮できてしまう」

[augsUK]

「課税強化と一体で方向性を決める」というか、課税強化単体では衆院選前に反発されたから、ムチに対するアメとしての弾なんだな。NISA枠拡大とかでないと金持ち優位の建て前どこ行ったという話ではあるが

[emuaeda]

みんな課税に大賛成してたけど、例えば課税強化で市場が冷めると企業が新規株式発行して資金調達が困難になる。また買収されれば技術の流出が起きる。こういう観点からも容易に手を入れる分野じゃないのにね。

[hide_nico]

“一律20%の引き上げなど課税強化の本格議論は次回以降に持ち越す”