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原発「安全神話」におわす冊子に波紋 玄海が事故でも汚染は福島の「2000分の1」 九電が住民に配布、佐賀知事ら苦言 | 西日本新聞me
九州電力が3月下旬に予定する玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働に先立ち、地元住民らに配布した... 九州電力が3月下旬に予定する玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の再稼働に先立ち、地元住民らに配布したリーフレットに「万が一の事故の際も、放射性物質の放出量は、福島事故時の約2000分の1と確認された」などの記述があることに対し疑問の声が上がっている。5日、県議会の一般質問で見解を問われた佐賀県の山口祥義知事は「安全神話につながる」と苦言を呈した。原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長も「ゼロリスクと同じ。到底申し上げていいことではない」と指摘している。 リーフレットはA3判二つ折りのカラー計4ページ。「玄海原子力発電所の安全性がさらに向上した」との表題で、事故の際の放射性物質の放出量について「『4・5テラベクレル(1基あたり)』になることが、原子力規制委員会で確認された」と太字で表記。数値の前提として「新たに設置した設備や対策により、(原子炉)格納容器は破損しない」などとしている。 更田委
2018/03/09 リンク