巨人・山口寿一オーナー、築地移転の明言避ける「使ってみたいが、移転が前提ではない」 ２０３２年度完成予定の新スタジアム

巨人のオーナーも務める山口寿一・読売新聞グループ本社代表取締役社長（６７）が１日、東京都内で行われた旧築地市場跡地（東京・中央区）の再開発に関する記者会見で、２０３２年度完成予定の新スタジアムについて初めて言及し「使ってみたい気持ちはある」と語った。「ただし、巨人の本拠地移転を前提として計画したものではない」とし、東京ドームからの移転については明言を避けた。 壮大な街づくり構想の中に、巨人の歴史的転換が加わる可能性は―。巨人のオーナーも務める読売新聞グループ本社の山口社長は、旧築地市場跡地の再開発に伴い憶測を呼んでいる〝本拠地移転説〟について初めて口を開いた。 「魅力あるスタジアムは当然、私どもとしても使ってみたい気持ちはある。ただし、巨人軍の本拠地移転を前提として計画をしてきたものではない」 再開発に関する記者会見では、地下鉄や舟運などの交通インフラ、大規模集客や国際交流の拠点の整備計画