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わかりやすい用語集 解説:GDPギャップ(じーでぃーぴーぎゃっぷ)
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わかりやすい用語集 解説:GDPギャップ(じーでぃーぴーぎゃっぷ)
国の経済全体の総需要と供給力の乖離(かいり)のこと。「需給ギャップ」ともいいます。総需要は国内総... 国の経済全体の総需要と供給力の乖離(かいり)のこと。「需給ギャップ」ともいいます。総需要は国内総生産(GDP)、供給力は平均的な水準で生産要素を投入した場合の総供給(潜在GDP)を使用します。景気判断の参考指標として用いられると同時に、物価の先行きを予測するための指標としても用いられています。プラスの場合(総供給より総需要が多い場合)は、インフレギャップと呼び、好況や景気が過熱しており、物価が上昇する要因となります。逆にマイナスの場合(総需要より総供給が多い場合)は、デフレギャップと呼び、景気の停滞や不況となっており、物価が下落する要因となります。この指標は、絶対水準ではなく、時系列変化を見ることに意味があるとされています。 ひとくちメモ GDPギャップは、日本では内閣府と日銀が算出していますが、本来観測することができない潜在GDPを計算に使用するため、用いるデータや推計方法などによって水