思わず「おぉ！」と声が出た、藤井聡太七段の起死回生の一着 - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

昨日の叡王戦七段予選は、３局すべて見応え十分、面白い対局ばかりでずっとニコ生とモバイル中継で観戦していました。 特に14時開始の▲藤井聡太七段－△小林裕士七段戦。 追い込まれた藤井七段の見せた起死回生の一着には思わず声が出ました。 起死回生の一着！ この一戦は小林七段が素晴らしい指しまわしでペースを握り、ニコ生で時折表示される評価値もずっと小林七段に傾いていました。 （色付きは実戦の指し手） この局面では3000点もの大差がついており、この▲７八歩も苦し紛れの受けで、「あぁ、藤井七段もやられたか」と思いました。 ところがこの一手がのちの起死回生の一着へ伏線になります。 実戦は△８八金▲６九玉△６八成銀▲同玉△７五飛と進みます。 そこで出たのが▲５七玉！ 指された時は、これも△７八飛成や△７九角の攻めを逃れただけの苦し紛れの一着だと思いました。 中継のコメントにもそれが現れていますね。当時は

[BigHopeClasic]

7八飛成の直後、千田が何か言うより前に「後手玉に即詰み発生」のコメントが複数流れてくるニコ生の興奮同期システムのエキサイティングさを昨日は堪能できた。

[inouetomonori]

わかりやすい解説ありがたい

[ankoro]

▲５七玉の瞬間は文字通り誰も後手玉の詰みに気がついていませんでした。おそらく藤井七段を除いては。/ それはまるで、大ドンデン返しの映画の結末を観た時のような衝撃でした。

[fujifavoric]

内容的には不甲斐ないもので99.9%小林七段の勝ちではあったけど、最後まで諦めずに罠を仕掛け続けるのは大事なんやなと思った

[daiouoka]

はえ～すっごい。タイムシフト観ると７五の角取ったら評価値が大幅に変わってるね。　#shogi #将棋

[chuukai]

自宅PCのソフトで評価値を出しながらニコ生を見ていました。藤井先生が負けることを受容するために心の準備をしながら駒を進めていたら、いきなりMate（詰みあり）って表示されて訳がわかりませんでした。

[ZeroFour]

一手ずつ盤面を見ながらでないと混乱するド素人なのだが、つまり「敵王の首を獲れェ！」「敵右翼が突撃してきます！」「悪あがきよ！いなしてワシが手ずから引導を――」「…ようこそ死地へ」「！？」ということ？

[t-tanaka]

☗５七玉にたいしてのAIの読み筋に後手玉の逃げがならんでいたので妙だと思っていたが，あれは詰めろだったのか。しかし，これ，一分の秒読みが続いてる中での指し手ですよ。

[potsunento]

小林七段が優勢ということを利用し苦し紛れと思われる手を指してうまく誘導したんだろう。多分相手の心を読むのが上手く試合の流れを作れる能力がある

[unpontan]

棋譜データベースで見てた時も-3000くらいから突然9999になったから、負けたのかと思った。逆転だったのね。

[hiddy216]

ほげー

[houjinhoken]

さすがです。

[trollvinter]

3000差とは一体何だったのか

[hongshaorou]

チダンザも斜に構えてないでこれくらいの熱量で解説して欲しかった

[himakao]

プロも気づかない逆転の一手って漫画かな？

[clonicluv]

タイムシフトで見ようと思ったが、プレミアムやめてたんだった

[niwaradi]

遠山六段も本戦出場を果たしているので、藤井七段と当たる可能性があって楽しみ。もし当たったらどちらも応援しているのでどちらが勝っても、自戦記を書いてくれないかな。

[cha16]

将棋全然分からないけど、すごい一手だったということは伝わった。

[anon-c]

「終焉の魔術師」