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名著『嘘の木』の著者が描く奇妙に歪んだ不思議な世界。フランシス・ハーディング『ガラスの顔』 : Web東京創元社マガジン
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名著『嘘の木』の著者が描く奇妙に歪んだ不思議な世界。フランシス・ハーディング『ガラスの顔』 : Web東京創元社マガジン
2021年11月29日17:00 by 東京創元社 名著『嘘の木』の著者が描く奇妙に歪んだ不思議な世界。フランシス... 2021年11月29日17:00 by 東京創元社 名著『嘘の木』の著者が描く奇妙に歪んだ不思議な世界。フランシス・ハーディング『ガラスの顔』 カテゴリファンタジイ・ホラー ガラスの顔 地下都市カヴェルナ。そこでは人々は生まれつき表情というものをもたない。 カヴェルナの赤ん坊たちは怖いときに泣いたり、嬉しいときに笑ったりしないのだ。理由はわからない、顔の部品のひとつひとつに悪いところはないのに、どういうわけか魂の鎖の小さな銀のつなぎ目がひとつ欠けているのだ。彼らは時間をかけて、苦労して表情を覚えなくてはならない。 このように注意深く教わる表情を《面(おも)》という。最下層の貧しい子どもたちはほんのわずかな面しか教われない。それに対し、金持ちの家の子どもたちは二百から三百もの面を身につける。流行の最先端をいくエリートたちのあいだでは、《面細工師(フェイススミス)》がデザインする新しくて美しい