変わるか教師の働き方 「変形労働時間制」に慎重意見も | NHKニュース

文部科学省は、教員の平日の勤務時間を延長する代わりに、夏休みなどにまとまった休みをとる「変形労働時間制」という新たな制度を導入しようと検討しています。議論は山場を迎えていますが、専門家からは導入に慎重な意見も出ています。 文部科学省は、こうした教員の働き方を見直すため、「変形労働時間制」という新たな制度を導入できないか検討しています。 これは、１年間を通じて勤務時間を調整する制度で、引っ越し業者など繁忙期と閑散期がはっきりしている業界の一部ですでに導入されています。 文部科学省は、教員の場合も、忙しい時期の平日の勤務時間を延長する代わりに、夏休みなどにまとまった休みをとることが可能だとして、前向きに提案しています。 一方で、国のこうした見方に疑問を持つ専門家もいます。 教育研究家の妹尾昌俊さんは、夏休みは教科の研修や部活動の大会が多く、休みをとりづらいと指摘します。妹尾さんは「学校の業務量

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