Goの苦手な領域

Goの利点を使って実装するコツやノウハウを書くことがコミュニティにとってプラスになると思っているのでそれに専念したいという考えはありますが、Goの苦手な領域にGoを採用してしまってヘイトを溜め込んでしまう事例を見かけたりします。 こういう悲劇の起こる可能性を少しでも減らせたらという思いで、Goの現状の苦手な領域について解説しようと思います。Goを学び始めにこれらの領域に手を出すのは避けましょう。 Cgo is not Go GoはCGO連携でC/C++資産を利用することができますが、メモリアロケータの異なる処理系を繋ぐ関係上、お互いに呼び合う際のパラメータや戻り値はほとんどのケースでコピーが必要になります（Cの型でメモリ確保しCの型のまま受け渡しする場合はOK）。なので高頻度に呼び合うような用途には不向きであるというのはSWIGなどのような複数の処理系を連携させる仕組みと同様です。 また、

[turanukimaru]

Goに向いてないのは「1行でひとまとまりの処理を書く」こと。Rubyとか関数型言語が得意な奴。filter して map してとか、if 式とか、書いてる側の意識としては「1行で1処理」なのにGoでは複数行が必要なのでだるい。

[ed_v3]

Goはもう大体みんな適切な場所で使っている印象。むしろ最近はRustが不適切なところでも使われてる記事をよく見るようになった印象。

[xorphitus]

あがってないものだと、型の表現力に起因するものがある。interface{}を避けるように努めても不定形なものを扱う際に出番が多くなり、曖昧なまま扱うにもLLと比べて辛い。あとnullableの扱いでOptionがないのでポインタになる

[mushus]

Goは無難ではあるけど、ベター・ベストなシチュエーション少なすぎると思う。通信系はif err != nil { return fmt.Errorf("hoge: %w") }の嵐で書くの大変(xerrorsのスタックトレースで済ませたい)だし、リスト操作もgenerics待ちだし

[baronhorse]

同意。GCあるので僅かなスパイクも許容しないようなサービスにも使いにくかったりするみたいね

[hylom]

誤解を招く言い方をすると、Goの得意な領域＝Googleのビジネス領域、なんじゃないかと思っている、あとC/C++的な使い方をするならRustの方が良いと思う

[atsushieno]

GCはスループットいいけどやはりリアルタイム性は無いのでオーディオ処理にも向いていなくて使われていないな

[ryuichi1208]

“OpenSSLに関する機能はほぼほぼGoで書かれていて標準ライブラリに含まれています” 理由がわかってよかった

[ai_gaminglife]

全く調べずに言うけど、Rubyって関数型言語の影響受けてるのかな

[knok]

Javaの再実装文化すごいよね…それがいいのかどうかと思うこともままあるけど

[hide-K]

銀の弾丸なんかないので、適材適所が大事。そのためにも苦手領域を知るのは大事。

[nrtn]

そんなに違和感ない。Discordも記事中のGoのGC問題で一部Rustに書き換えられたりしてるのでその辺が不得意なのは確か。これはGoが劣っているというより設計思想のはなしかと

[yarumato]

“Goは組み込み開発分野もシステムプログラミングも向かない”　Cよりダメなのでは　“WASMバイナリサイズが他の処理系より大きすぎる　GoのライブラリはC/C++依存を切り離す動き　Javaが既存をJavaで再実装と同様）”

[asuka0801]

cgoが出てきてしまうと例えばalpineでビルド通らなくて動作しなくなったりするのでcgoを使う状況になるなら他の言語を選んだ方が良いと思う / ○○構文書けないから向いてないっていうの趣旨が違くない？

[fufuvalso]

面接官「一番好きなメンテしたい言語は？」

[ponpon_qonqon]

あれな。Golangで書かれてるツール、Alpine Linuxにもってくるとカジュアルに動かなくて泣くやつな･･･やっぱPure Goで書く動きとかあるんだ

[versatile]

GC なければなぁ。ある恩恵もでかいが