皇甫平：浮雲の目隠しを畏れるな

「一日一本」はわずか２本見ただけでおしまい。三日坊主じゃないぞ、一日坊主だ。 聖火リレーがとうとう中国大陸に到着したころから、ウェブサイトを中心にちょっと話題になっている文章がある。元「解放日報」の論説員であり、「人民日報」の副編集長の皇甫平（本名は周瑞金）氏が発表した『浮雲の目隠しを畏れるな』（中国語オリジナルはここあるいはここで）。 基本的にその立場上、中国政府の見解の立地点を離れていないものの、「中国の立場からのチベット問題、そして北京オリンピック騒ぎの解決」を呼びかける声としては、かなり冷静で客観的な視点の文章だと思う。もちろん、中国人に向けて書かれているので、ちょっとガイジンには分かりにくいし、とくに「チベットは独立すべき」という立場に立つ人なら納得も賛成もできないかもしれないが、「中国の立場」をまず知るには非常に貴重な文章だろう。 ……ので、「一日一本」を棚上げして翻訳してみま

[Baatarism]

「中国の人々は実質的な行動で、その昔ヘーゲルがため息をついた、「中国はすべての例外中の例外だ。ロジックは中国にいたると通用しない」という状況を収束させた。」これが本当かどうか、今試されてるわけですな。

[kaerudayo]

全文訳に感謝。中国vs世界（西欧的な）という構図が深まっていることを思い知らされた。彼らの論理は人数だけで見れば世界の4分の１かｗ

[kurokuragawa]

「オリンピックは、ＷＴＯと同じく中国に人類の普遍的文明というボーナスを分け与えてくれると同時に、国際社会の中国に対する要求を示すものであり、中国だけの意志でどうなるものではない。」

[good2nd]

中国側からの冷静な視点

[mahal]

こと五輪については「世界との打ち解けの渇望」って気持ちは分かるんだけれど、お前らホスト国なんだから「ホスト」としてまともに振る舞え、どっちが客のつもりだよ、みたいな部分はあったり。

[optical_frog]

梶ピエール先生経由：翻訳に感謝