CNN.co.jp：盗聴疑惑で廃刊の英紙が最終号 「ありがとう、さようなら」

ロンドン（ＣＮＮ） 盗聴疑惑事件で突然廃刊が決まった英日曜大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」が、１０日付で最終号を出した。一面では過去の表紙を合成した上に、大きく「ありがとう、さようなら」の文字が掲げられた。 同紙スタッフは９日午後１０時ごろ、コリン・マイラー編集長への「万歳三唱」とともに事務所を後にした。完成した最終号を誇らしげに掲げる姿が目立った。マイラー氏は「この素晴らしいチームに賛辞をささげたい」と語る一方、自分が望んでいた結末ではないと述べ、悔しさをにじませた。 同紙は１８４３年創刊。殺人やテロの被害者、政治家、著名人の留守番電話メッセージを違法に盗聴した疑惑をめぐり、親会社のニューズ・コーポレーションが７日に廃刊を発表していた。８日にはアンディ・コールソン元編集長、クライブ・グッドマン元記者ら３人が逮捕されたが、９日朝までに全員保釈されている。 総勢約２００人のスタッフが職

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芸能担当編集者が簡易投稿サイト「ツイッター」に書き込んだ話によると、最終号の発行数は通常の２倍にの５００万部に上った。