http://www.law.tohoku.ac.jp/kenkyuukai/thg/21-4.html

司法制度改革が議論されつつあるので，イギリスの刑事司法制度の中から参考になりそうな事項を，大別して二つほど話題として提供させていただくが，本日私が申し上げることは，単なる私見であり，検察の意見ではないことを，あらかじめお断りしておきたい。 話題の第１点目は，「イギリスでは，非法律家が刑事裁判における事実認定権を独占していることを前提として，予断を排除し公正な裁判を確保するために，理論的に考え得るあらゆる方策を講じている。」ということである。これは更に二つの論点に分けられる。一つは，「報道規制」であり，他の一つは，「事実審理と判決手続の分離及び前者における性格証拠の排除」である。 第２点目は，「イギリスでは，逮捕後の被疑者の取調べは時間的に極めて限定されている上，弁護人の取調立会が可能であり，また，一定の犯罪については取調状況の録音が義務づけられているが，それらが可能なのは，刑事実体法の作り

[perfectspell]

「イギリスには暴力団がいない」…マジか

[bn2islander]

"被疑者が「私がそのナイフで被害者の脇腹を一回刺したことは間違いない」と一言供述し，鑑定医が死因は当該ナイフによる刺創である旨の鑑定意見を出しさえすればイギリスでは直ちにマーダーで起訴できるわけである"

[topotaupe]

良く考えてみると黙秘権とは不思議な権利だな。

[himagine_no9]

意図というものが透けて見えるようで、素直に納得しがたいものがある。

[kurokuragawa]

「被疑者の保護が進んだため，黙秘権は廃止された。」ほかにも驚くことがいっぱい

[maangie]

ははあ。日本とはずいぶん違うなあ……。

[mind]

――事実認定の陪審制と、報道規制。性格証明の相互性。 //24時間以内に起訴 …(――より民事的対等に)客観主義的実体法/挙証責任の配分 //捜査の可視化と黙秘権の廃止 ――心を読まなくても判決できる司法システム。

[tov]

報道規制/情状証拠の排除/24時間(重大事件では96時間）以内の起訴/挙証責任の配分/組織犯罪対策/無罪時の国家賠償はない