ボーダフォン経常益半減 : ニュース : ネット＆デジタル : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ソフトバンクに買収された携帯電話３位のボーダフォン（日本法人）は３０日、２００６年３月期連結決算を発表した。売上高は前期比０・２％減の１兆４６７６億円と横ばいだったが、設備投資や顧客獲得のための営業費用がかさんだため、経常利益は同５１・５％減の７４４億円とほぼ半減した。税引き後利益も同６９・４％減の４９５億円と、大幅減益になった。 ボーダフォンは、高性能の第３世代携帯電話の普及が、ＮＴＴドコモやＫＤＤＩ（ａｕ）より遅れている。このため、第３世代用の基地局などに積極的に投資し、設備投資額が同３７・６％増の２３９８億円となり、減益要因になった。 ボーダフォンは０７年３月期の業績予想を公表していないが、「（ソフトバンクグループの）連結全体で黒字にする」（藤原和彦財務本部長）との方針を示した。 ３兆円超える赤字 英ボーダフォン 【ロンドン＝中村宏之】英携帯電話大手のボーダフォングループは３０日、２