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渡辺治・不破哲三『スターリンと現代』について
渡辺治と不破哲三の対談からなる『現代史とスターリン』という本が数ヶ月前に出た*1。歴史書というより... 渡辺治と不破哲三の対談からなる『現代史とスターリン』という本が数ヶ月前に出た*1。歴史書というよりはむしろ政治的文書であり、敢えて歴史家が読むまでもないという気もしたが、それでもやはりどこかしら気になるところがあり、一応読んでみた。 言われていることは単純明快である。1930年代半ば以降のソ連の行動は徹頭徹尾スターリン個人の「計画的犯罪」「覇権主義的思惑」「一貫した覇権主義追求路線」「壮大な謀略」として説明され、それは「社会主義とは縁もゆかりもない」ものだとされる。「すべてをスターリンが計算している」「悪知恵の塊」とも言われている。そして戦後の冷戦は《資本主義vs社会主義》という対抗ではなく、《帝国主義vs覇権主義の対抗》だったということになる。 歴史家の観点から本書を読むなら、これは単純かつ古典的な謀略史観ではないかという感想が先ず浮かぶ。従来のソ連研究の系譜との関連でいえば、かつての正
2018/05/17 リンク