そもそもなぜ人はマイホームを買いたがるのか日本にはなぜか、結婚して世帯を持つと「マイホームで腰を据えて暮らしていくべきだ」みたいな風潮がありますよね。 僕らの親世代を見てみると、たしかにマイホームを持つ世帯が非常に多かったような気がします。 「夢はマイホーム」なんて言葉もあるように、社会人として自立した先にあるのがマイホームを抱えて一家の大黒柱として家族を支えるということが憧れとしてあるのかも。 でも、こうやってマイホームを持つようになったのはごくごく最近のことなんです。 古い時代、明治や大正、戦前は家を持つものなんてよっぽどの資産家くらい。 それが戦後、高度経済成長とともに土地開発が進んでいく最中、家が大量に建てられはじめて銀行ローンを組み合わせ、働きながら少しずつ返せるスタイルが確立。 家が大量に建てられ、購入する人が増えると建築会社は潤うし不動産会社は大儲かり、銀行はローンの金利でウ