【フランクフルト=林英樹】欧州連合(EU)の欧州委員会とドイツ政府は25日、2035年以降も条件付きでガソリン車など内燃機関車の新車販売を認めることで合意したと明らかにした。温暖化ガスを排出しない合成燃料を使う場合に限り販売を認める。電気自動車(EV)化で先陣を切ったEUの政策方針が大きく転換する。欧州委員会のティメルマンス上級副委員長は25日「自動車における合成燃料の将来的な使用について、ド
【フランクフルト=林英樹】欧州連合(EU)の欧州委員会とドイツ政府は25日、2035年以降も条件付きでガソリン車など内燃機関車の新車販売を認めることで合意したと明らかにした。温暖化ガスを排出しない合成燃料を使う場合に限り販売を認める。電気自動車(EV)化で先陣を切ったEUの政策方針が大きく転換する。欧州委員会のティメルマンス上級副委員長は25日「自動車における合成燃料の将来的な使用について、ド
車許容する社会指摘増田(以下、車増田)氏の言いたいことは 人命第一を謳うこの社会で便利だという理由で人が死ぬ原因となる車(装置)を許容するのはおかしい、という話かと思いますが もう少しこの表現を抽象化させると 大多数の利便性を優先して、人命軽視を許容しているのではないか、という話になると思います。 一旦この解釈が正しいとすると ブコメに多くあったメリットデメリットの話は若干回答がずれている、というかあまり良い回答ではないでしょう。 実はこの話、科学技術を世に出す際に倫理的に何が求められるのか、という話でもあり、 大学で科学技術と倫理(技術者倫理)という教養として習う範囲でもあります。 と言うわけで、ここでは科学技術と倫理の観点からなぜ許容されるのか話をしていこうと思います。 メリットデメリット論のまずさと、本題に入るまえにブコメで多くされていた メリットが大きいからリスクが許容される、つま
西洋近代における奴隷制の全体像を把握できる一冊だ。奴隷貿易の誕生から奴隷制廃止運動まで網羅しているが、本書の白眉は奴隷船にまつわる詳細なデータを提示することで、近代社会の実態を浮き彫りにしたところだろう。 奴隷船はその名のとおり、奴隷を運ぶ船であり、映画や小説で過酷な環境が描かれているように「移動する監獄」であった。 毎日16時間以上、鎖につながれ身動きできずに板の上に寝かされ、2カ月以上も大西洋上を航海する。健康を損なうと「商品」価値が落ちるので、強制的に1日2回食事を与えられ、毎日1時間は甲板上で踊らされた。 奴隷船は大きければ大きいほど輸送効率が高まりそうだが、平均は100トン台半ばだった。600トン超の船が使われていたこともあったが、時代が経つにつれ大型船は減り、18世紀後半には400トン以上は皆無になる。できるだけ多くの奴隷を短期間に集め、船上での奴隷の死亡率を下げるために航海日
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