ご覧いただきありがとうございます。 今回は「せき・のどに効く民間療法-2」のご案内です。 日本人は弥生式文化のころから、シソの魅力に取りつかれていました。 このシソは民間療法として、せき・カゼ・痰などの症状にも有効です。 しば漬けや梅干しの紫紅色は、シソの葉に含まれるチアニンという色素によるもので、酸に合うとその独特の紫紅色になります。 療法で用いるシソの葉は夏季に採取し、半日ほど日干しにした後、風通しのよい場所で陰干しします。 また、種子は10月ごろに実を採取し、もんで種子をとり出して陰干しにします。 チリメンジソ(縮緬紫蘇)の葉から、アントシアン配糖体ペリラニン(色素など)が 取り出されます。 また、シソの香気はシソ油で、この成分はペリラアルデヒドを含んでおり、強い防腐力があります。 せきやカゼの症状には、水400mlに、乾燥シソ葉5~10gを入れ、1/3量になるまで煎じます。 この煎