増田と増田文学に関するhecaton55のブックマーク (7)

  • ごめんね、地下アイドルにハマった彼氏

    顔がホゲータとホラーマンのハーフの彼氏。 ホゲーマン。 ホゲーマンとは仲良し。大好き。 私とは楽しいこと沢山共有したいって言ってくれた。 最近ホゲーマンが、地下アイドルにハマった。 私に秘密で。 地下アイドルにハマったホゲーマンのことを、どうしてか私は、自分勝手にも気持ち悪いって思っちゃった。 感情って反射神経なんだ。 ごめんね、ホゲーマン。 私にもいっぱい気持ち悪いところがあって、そんな私のこと好きでいてくれてるのに、ホゲーマンが地下アイドルに毎月十数万使ってチェキ撮ったり投げ銭したりしてるのを知ってしまった瞬間、気持ち悪いって思っちゃった。 恋人であろうと何にお金を使おうがホゲーマンの自由なのに、気持ち悪がって当にごめん。 ホゲーマンが、ファンの少ないアイドルを選んで貢いで認知もらって有り難がられて承認欲求満たしてるんだなって思ったら気持ち悪くなっちゃった。 アイドルの投稿に毎回律儀

    ごめんね、地下アイドルにハマった彼氏
  • 死んだ夫とは性格も趣味も合わなかったけど体の相性は良かった 出会ったの..

    死んだ夫とは性格も趣味も合わなかったけど体の相性は良かった 出会ったのは大学のサークルで、新入生歓迎コンパで既に意気投合してホテルに行った 夏休みには彼の実家が死蔵していた軽井沢の別荘に2週間ほど滞在してやりまくった あんな退廃的な日々を過ごすことはもう二度とないだろうな これは完全に偶然だったけど、卒業後の就職先も同じ大企業だった 周りには二人の関係は隠していたけど、帰りの時間を合わせてどちらかの家に帰ってやりまくり、そこから出社した すぐに家賃がもったいないと気がついて2年目には同棲を始めた そうなると籍入れたほうが便利だろってなって結婚 新婚だと思うと気分が盛り上がって今まで以上にやりまくった 数年後、夫が離島に転勤になって私にとっては冬の時代が来た それでも月に一度は帰ってきてくれて、久しぶりだからやりまくった また2人で暮らせるようになったのは5年後だった その頃には夫は大病を得

    死んだ夫とは性格も趣味も合わなかったけど体の相性は良かった 出会ったの..
  • ねこのおばけ

    うちにはねこがいます 4年前にしんでしまったねこですが たぶんまだいます ねこはふとした瞬間あらわれます 例えばツナ缶を空にしたとき 例えば焼き鮭の皮が残ったとき 例えば縁側に日差しがやって来ているとき 例えば他のねこをめにするとき 私たち夫婦は口にしてしまうのです 「○○ちゃんの名前」を そうすると頭のどこかに○○ちゃんがやって来ます。一番元気だったあの頃のままで 最初こそ、悲しかったわたしたちですが 最近はにっこりと笑って 「また○○ちゃんが来てしまったね」と 思うことにしています 縁側に座ると○○ちゃんがねています わたしたちはそこに喉が乾いた時のために 缶詰に入った水をそっと置いておきます 庭を歩いていると○○ちゃんが 教えてくれます 「ここは春になると雛鳥が落ちているよ」とか 「ここの草むらは寝転がると気持ちいいよ」とか 最近、○○ちゃんが気に入っていた毛布を処分しました。 その

    ねこのおばけ
    hecaton55
    hecaton55 2024/01/31
    良き文
  • 祖父のような人が、昨日死んだ。

    祖父のような人が、昨日死んだ。 血の繋がった祖父は、自分の生まれる前に亡くなっていた、少なくとも父方の祖父は、割と早くに亡くなったらしかった。 母方の祖父は、母親が子供の頃に祖母と離婚しており、多分早くに亡くなったのだと思うが、仮に生きていても会うことはなかった。自分がいつそんなことを聞いたのかは確かではないが、物心ついた自分が、血の繋がった祖父、というものを意識した時にはどうやら亡くなっていたらしいのは確かだ。 「祖父のような人」は、僕が生まれるずっと前から、祖母と一緒に暮らしていた。多くの人が誰しも持つ思い出のように、自分も子どもの頃、祖母と彼の住む家に遊びに行き、甘やかされ、小遣いをもらい、トランプやら野球やら将棋やらをして、思う存分に遊んだ。 将棋のルール、司馬遼太郎、池波正太郎、他にもいろいろと、今ではどれが彼に教わったものか一々思い出せない程、いろいろなことを彼は教えてくれた。

    祖父のような人が、昨日死んだ。
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    hecaton55 2024/01/26
    とても読ませる
  • あの時の最優秀賞はおれたちじゃない。

    「最優秀賞は...T地区です!」 空に舞う白いハチマキ。 そこにおれの白いハチマキは無かった。 ... 火照った身体が冷めた頃、おれのガラケーには 「増田団長に着いてきて良かったです! T地区最強! 来年は任せてください!」 「最優秀賞おめでとう! 悔しいけど今年はお前らだったよ、受験頑張ろうな!」 「仕送り机の上においておいたから、明日から勉強頑張りなさい。今日はかっこよかったヨ」 などの、その日を締めくくる素敵なメッセージがたくさん届いていた。 未来への高揚と責任、青春との決別、親からの愛情。 それぞれが立場を違えても、今日という日はそれぞれの人生に違った意味を持って刻まれたのだろう。 おれにはどう刻まれたのだろうか。 深夜練という名の集まりが明日からなくなること。そしてその週末にはもう統一模試があること。 今日までの日々が青春だったと、日が経つほどに強く感じるのだろうなと思った。 し

    あの時の最優秀賞はおれたちじゃない。
  • 6歳のとき、友達のマホちゃんが誰も履いていないようなフリフリのスカート..

    6歳のとき、友達のマホちゃんが誰も履いていないようなフリフリのスカートを履いていた。みんなは可愛いねと言ったけど私は変だと思ったから、変だねと言った。マホちゃんは怒って泣いた。 8歳のとき、父親が知らない女の人といるのを見た。私はそれを浮気だと思ったから、晩御飯のとき二人にそれを伝えたら、数カ月後、両親は離婚した。母親は一言私に、アンタのせいよとだけ言って、それ以来父親の話をしなくなった。 14歳のとき、マホちゃんが好きだと言っていた先輩に告白された。マホちゃんがあなたの事好きらしいので、と断った。それを伝えたら、マホちゃんは怒って泣いた。 16歳のとき、初めてのバイト先で品出しをしていたらパートの人からバックヤードに呼び出された。私の品出しの仕方が間違っていると話し始めた。私は慌てて商品のところに行って、直してから退勤した。それ以来パートの人から無視されるようになった。 18歳のとき、美

    6歳のとき、友達のマホちゃんが誰も履いていないようなフリフリのスカート..
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    hecaton55 2023/09/27
    染み入る
  • 色のついた箱を並べる女

    人の多い街にはできるだけ行きたくないが人に会うために仕方なく出かけた。 雨まで降って最悪な気分だったが用事を済ませた後はせっかくだから少し散歩して帰るかと適当にうろうろ歩いてたらなんとなく気分も良くなってきた。 それにしてもすれ違う人との距離が近すぎる。狭い道が多いので傘の先がすぐにぶつかりあうしやけに外国人観光客が多いのはなぜなのか。 いかにもしょうもなさそうな小さな店の前でアメリカ人だかヨーロッパだか背の高いやつらが行列を作っている。 日人は誰も並んでない。きっとガイドブックかなにかを見てオススメされていたんだろうお前らそんな店にはなんの価値もないぞ。 もういいやさっさと帰ろうと思ったがコーヒーが飲みたくなったので駅前にあったコメダ珈琲に入った。 店内は満員だったが俺は1人で1人席だけ空いてたので先に案内してもらえた。 雨も降ってそれなりに気温も低かったが湿度がすごいので蒸し暑さがあ

    色のついた箱を並べる女
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    hecaton55 2023/04/17
    ほぉ~
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