スペインで地震 8人死亡 5月12日 12時47分 スペイン南東部で、日本時間の12日未明、2度の地震があり、建物が崩れるなどして、これまでに8人が死亡しました。 アメリカの地質調査所によりますと、スペイン南東部のムルシア州ロルカの近郊で、日本時間の12日午前1時47分ごろ(現地時間の11日午後7時前)、マグニチュード5.1の地震がありました。また、その1時間半ほど前にもマグニチュード4.5の地震がありました。震源の深さは、いずれもごく浅いとみられています。現地からの映像には、地元テレビ局の記者が中継をしている最中に地震の揺れで教会の壁が崩れ落ちる様子が映し出されています。また、市民の多くが余震で建物が倒壊することをおそれ、外で一夜を過ごす様子も見られます。スペイン政府などによりますと、この地震によって、古い建物の一部が崩れるなどして8人が死亡したほか、数十人がけがをして病院で手当てを受け