北京人から見た東京の印象 けやきの樹々がキラキラと万緑の葉をなびかせる東京六本木・けやき坂通りのフレンチ・カフェ。私はそこで、5年ぶりに北京人のAさん(32歳)と再会した。 私は2009年から2012年まで講談社北京に勤務していたが、彼女は私がその時に採用した中国人社員の一人だった。当時、彼女は東京の名門大学の大学院を出たばかりで、大変優秀な社員だった。 私が帰任してまもなく、彼女は講談社北京を辞め、北京のIT企業に転職して成功した。結婚してマンションも買ったが、このたび日本の大手IT企業に中国事業の統括者候補としてヘッドハンティングされた。そこで意を決して、中国人の夫と共に東京に住むことにしたのだという。 いまや高級スーツに身をかためた「六本木ヒルズ族」となった私のかつての部下は、開口一番、こう言った。 「私が東京へ来て最初に買ったものは何だと思います? これですよ」 そう言って彼女は、
偏差値70超の超難関中学、慶應義塾中等部に入学した芦田愛菜さん(12)。 読書家としても知られる彼女が、先日、あるテレビ番組で「一番魂が震えた」と紹介し、大きな話題を呼んだのが、『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』だ。 本書は、山中先生のノーベル賞受賞後初にして唯一の自伝。芦田さんは、「他の人の何倍も努力をされているのに、その努力を楽しんでいる」山中先生の姿に心を動かされたという。天才少女が最も感動した箇所を特別公開! 「ジャマナカ」と呼ばれて ぼくの好きな言葉の一つに「人間(じんかん)万事塞翁が馬」があります。 昔、中国に住んでいた塞翁というおじいさんの馬が逃げ出します。近所の人が気の毒がってなぐさめると、おじいさんは平然として「これが幸福のもとになるかもしれん」といいます。 しばらくすると以前逃げた馬が、名馬をたくさん引き連れて戻ってきました。近所の人から「おめでとう
中国で流行中の『知乎』 中国の質問サイト『知乎(チーフー)』をご存知だろうか。これは日本で言えば『Yahoo!知恵袋』のように、ユーザーの質問に他のユーザーが回答してくれる集合知型のウェブサイトだ。 中国では2005年からIT大手・百度(バイドゥ)が運営するQ&Aサイト『百度知道』などが存在したが、こちらはネタ質問やネタ回答・コピペ回答も多く、いまいち信用が置けなかった。 だが、2011年にサービスを開始した『知乎』は、一部のユーザーが所属や身元を明らかにした上で書き込んでいることや(共産党青年団などが身元を明かして公式に回答を寄せていることもある)、回答者を第三者が評価するシステムなどが奏功して、そこそこ真面目で信頼性が高い情報がやりとりされるプラットフォームになっている。 加えて言えば、『知乎』は一種の大規模掲示板としての役割も果たしており、むしろ回答の数よりも元の投稿に付く質問の数の
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