賞賛の声が多くあった一方で、「使いづらい」「慣れない」といった批判的な意見も少なからずあった。こういった意見は当然想定できたはず。では、なぜ《Backlog》は過去最大規模のリニューアルを行なうことにしたのだろうか? 今回、《Backlog》リニューアルの中心メンバーであるプロダクトマネージャーの縣(あがた)俊貴さん、ソフトウェアエンジニアの藤田正訓さんにリニューアルの舞台裏を伺った。インタビューを通して見えてきたのは、愛されるサービスをつくっていくためのプロダクトマネージャーの在るべき姿だった。 変化しなければ緩やかに死んでいく。 ― 2006年にリリースされた《Backlog》が、2016年12月に大幅なリニューアルを実施しました。そのキッカケについて教えてください。 縣: 約10年間走り続けてきて、技術的な負債が溜まっていたという点は大きいです。 立ち上げ当初の《Backlog》はメ