深夜アニメが爆発的に増えたせい?
今日はESを書くために本を読んだ。 ミシェル・ウエルベックの『闘争領域の拡大』という本だ。 最近、文庫版が出てきて手に入れやすくなった。 容姿が醜い男が経済闘争と性的闘争という無慈悲な戦いを現代社会で繰り広げる話だ。 正直、進歩性や優位性をアピールしなければいけない文章への役には立たなそうだった。 就活が近づいてきて、人々への疑いは深まるばかりだ。 自分は容姿が醜いのだけど、「容姿」は関係がない云々と宥められる。 宥められるというよりは、マウントを取られ説教される。 聞いてみたいものだ。「じゃあ、女が自分とセックスしたいと思いますか?」と。 それとこれとは別だとか、努力が足りない云々と言い訳してくるだろう。 ただ、もの売れぬ飽和の時代の第三次産業が恋愛的なものとかけ離れるとは到底思えない。 清潔感という謎のキーワードやアトピー肌のリクス姿の女性が真夏に苦悶に満ちた表情で大学内を歩いていたの
今年の2月に結婚したのだが、そこに至るまでの経緯がかなり変わっているので、ちょっと文章に残しておこうと思う。 彼女と最初に会ったのは13年前なのだが、最近までほとんどまともに会話したことがなかった。 最初に会ったのは留学先のトロントだった。バイトしていた和食レストランで、数回だけ彼女とシフトが重なった。その店は日本人の留学生を積極的に雇っていた。 彼女は僕より先に帰国した。連絡先を交換することもなく、軽く挨拶だけして別れた。特に仲良くなったわけでもなかった。 数年後、彼女はマッサージ嬢になっていた。いわゆるグレーな店ってやつだ。僕はサラリーマンになっていた。会社帰りに先輩と酒を飲んで、酔った勢いで入った店に彼女がいたのだ。体のラインがくっきり見える白いワンピースを着ていた。スカートはパンツが見えるぐらい短くて、とんでもなくエロかった。お互いに顔を見合わせて、アッという顔をしたが、それ以上は
安アパートの6畳の居間に不似合いなエコーネスのストレスレスチェアがある。 俺が独身時代に買った最高に座り心地のいい椅子だ。 本来であれば、結婚時に捨てなければいけなかったのだが、 一回でも使ってしまうと、この椅子のない生活は考えられない。 値段もそれなりなので、捨てそびれてしまった。 夫婦関係が破たんしたのはこの椅子によるところが大きい。 基本はこたつに座布団で生活している。 どちらかがこの椅子に座ると、心理的な上下関係が発生し、 椅子に座っていない方は抑圧されている気分になる。 次第に妻は居間に近づかなくなり、台所か寝室にいるようになった。 子どもができてからさらに状況は悪化している。 二人の子どもは常に椅子を取り合い、居間にいたくない妻は、 子どもとも一緒に食事をせず、台所で立って食べる状態になっている。 夫婦仲はとっくに冷え切っている。 いまさらこの椅子を捨てて、二人掛けのソファーを
旦那が車を欲しがっていた。興味が無い私は全てお任せした。 プリウスを買ったと言っていたのに、昨日納車された車はドルンドルンうるさいスポーツカーだった。 400万だそうです。 卒倒しそうです。 離婚しようかと本気で考えています。 ※追記します 旦那のご両親、私の両親に報告しました。後日会議開かれます。 ちなみに車はなんとかスーパー7?というらしいです。 屋根も無いようなわけのわからない車を買って許すと思っていたのか……。 本当がっかりです。 ※※追記します 旦那の仕事が休みの土曜日に会議を開く予定でしたが、 今日の朝旦那の両親と私の両親が急に来ました。 義父と父は車をみるなり「かっこいいねぇ」と子供のようにはしゃぎました。 私は怒りました。そういうことではないと。 母と義母は「嘘はいけないけど旦那のお金なのだから別にいいんじゃない?」 と少し呆れているだけです。 怒っています。今もです。 車
僕は村上春樹が好きだ。 町田康とか舞城王太郎とか池澤夏樹とか、他にもいろいろな作家が好きだけど、一番好きな作家を選べと言われたらやっぱり村上春樹だ。 今回発売された新作『騎士団長殺し』も、マスメディアで恒例として取り上げられて騒がれている。 マスメディアで騒がれると当然、全く興味のない人の目にも付く。 そこで、職場でも今日たまたま『騎士団長殺し』の話題になった。 (正確には「たまたま」ではなく、ある意味では必然的ともいえる。マスメディアかく恐ろしや) Aさん「そういえば新作出たねー。まあ全然興味ないけど」 Bさん「本屋で大量に平積みしてますねー。自分も春樹は1冊も読んだこと無いけど」 Cさん「同じく1冊も読んだこと無いっすね…」 そこに居合わせた僕は入社時に村上春樹が好きだと言っていた。 おそらく、この人達はそれを分かって言っているのだと思った。 この話題はスルーしようと思ったけど、 僕を
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