6月17日、Akamai(アカマイ)の Prolexic サービスが裏目に出ました。 Prolexic サービスはオンライン攻撃を防御するのではなく、オーストラリアとニュージーランドの銀行、航空会社、郵便局などの主要顧客をダウンさせてしまいました。 Prolexic はアカマイのコンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)上で動作し、分散型サービス拒否(DDoS)攻撃からの保護を目的としています。6/17の障害は、サイバー攻撃ではなく設定ミスによるもので、約500社の顧客に影響を与え、一部の顧客は4時間以上も障害の影響を受けました。障害の影響を受けたのは、コモンウェルス銀行、ASB、ANZ、ウェストパック、セントジョージ、ME銀行、マッコーリー銀行などです。また、ヴァージン・オーストラリア、米国の航空会社であるサウスウェスト航空、アメリカン航空、およびオーストラリア・ポストにも影響が及び