サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会で使われるガラス製ベンチルーフ。ゲストのラモス瑠偉さんは「このベンチに座って、ベスト4を」と日本代表にエールを送った 国際サッカー連盟(FIFA)の公式認定品メーカーになっている旭硝子は6日、2014年のサッカーW杯ブラジル大会で使われるガラス製ベンチルーフを公開した。競技場で選手が待機するベンチの屋根(長さ11・5メートル、高さ1・9メートル、奥行き1メートル)に使う。ガラス製は世界で初めてだという。 従来の樹脂製の屋根は時間がたつと変色・劣化するが、スマートフォンのカバーになる特殊ガラスを使い、ボールが当たっても割れにくい強度と、半永久的に続く透明度を実現したという。ブラジル大会では12会場で計60面のガラス屋根が使われる。 関連記事サッカーW杯に旭硝子納品 「割れないベンチ屋根作る」(12/10)