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ブログと文章うまいに関するmigurinのブックマーク (11)

  • 祖父の孫の長い旅 - 未来の蛮族

    これまでのあらすじ 左翼だったはずの祖父は、日の丸大好きっ子だった― その真意を確かめるべく、僕は祖父の言葉を探す旅に出た。 祖父の長い旅 祖父の長い長い旅 1982年。 それは沖縄が日に復帰して十年が経った年であると同時に、この文章を書いている人間が生まれた年でもある。祖父は、初孫である僕の誕生をこのうえなく喜んだというのだけれども、同じ年に祖父がのこした文章は、これまでない苦痛と混乱に満ちていた。 「われわれは嘘つきだ」 「沖縄の海が滅びるというのなら、それでもいい」 「私は無念だった。今でも夢にまでみる」 それが国会図書館にのこされた祖父の最後の言葉だったのだけど、正直にいえば、僕にはそれほどよい文章には思えなかった。強すぎる言葉は、つながりを欠いていて、全てが唐突に突きつけられているように感じられる。ブロガーの書く文章に似ているな、と思った。特に、はてな育ちで、Yを頭文字に持つブ

    祖父の孫の長い旅 - 未来の蛮族
    migurin
    migurin 2012/12/28
    完結したー
  • 祖父の長い旅 - 未来の蛮族

    土曜の夜は、祖父母の家で夕を過ごすことになっていた。 波の上という街に住む祖父母の家には、泊大橋という橋をこえていかなければならない。橋から見下ろす港にはたくさんの貨物船が止まっていて、なぜかそれらの甲板には決まって大きな犬がいた。 どうすれば船のうえで犬を飼うことができるのだろう? 子供ながらにそう思っていたし、それは今でも解くことのできない疑問だ。もしかすると、あれは夢でみた風景だったのかもしれない。 祖母がくれるお菓子はいつも亀田製菓の「雪の宿」だったこと、テレビにはクイズダービーが映しだされていたこと、祖父母と同居するS叔父が僕たち兄弟に折り紙を教えてくれたこと、幼い時分の記憶はどれも断片的で、はっきりせず、たよりない。 なかでも祖父の記憶はおぼろげだ。 僕がかろうじて覚えているのは、部屋の片隅で、しずかに泡盛を飲む祖父の姿だ。ほんとうに水のように酒を飲む人で、それで乱れるという

    祖父の長い旅 - 未来の蛮族
    migurin
    migurin 2012/12/03
    こういうのがかけるようになりたい。
  • あなたは自分の写真や存在がすごいと思ってるんですか?だとしたらその自意識過剰さがすごいですね…笑 - 平民金子インタビュー

    僕は自分の写真や存在について、すごいどころかものすごいと思っていて、そのものすごさがインターネットでは10ぶんの1くらいしか伝わっていないな、じゃあどうすればいいのか、というのが最近の悩みです。真面目にアドバイスすると、ウェブは気取ってナンボなんだから、きみもがんばれ。こうやってわざわざ質問してくるところを見ると心の中に色々なものを抱えているのかもしれないとは思うけれど、その感情を僕にぶつけたって仕方がない。悪意で他人を揶揄したってきみは何も変わらない。変わらないどころか自分でも気づかないところで己の魂を傷つけてしまっているから厄介だ。どんな感情であれそれは人間を動かすガソリンなんだから、きみにはせっかく「悪意」っていう大切な感情があるんだから、それをこんな形で発散させずにもっと悔しさとか情けなさを別の物に変換して、キーをさして、シートベルトをして、前に向かって走り出して行かないと勿体ない

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  • 世界のバグを探す

    GW終わった。 やっぱり終わった。続かないとは思ってましたけど、万が一、みたいなところで、時空の歪み? みたいなやつで、なんかの加減でずっと続くとかあるんじゃないか、とか思ったんですけど、でもやっぱり終わりました。 まったくこの、融通の効かないシステム。世界は実はプログラムで出来てるんじゃないか、みたいな話はよく言われますけど、だとしたらこれ絶対アメリカ製だよ。この、「君たちユーザはシステムに合わせて業務を行え」感。物理法則のゆるがなさ。絶対アメリカ製だよ。 これが日だったらあれだよ。サポートの電話番号がちゃんと書いてあって、そこに電話して「GWをリピートし続けて欲しいんですけど」って言うと向こうの営業が「できます!!!」って即答するよ。あとで内部のプログラマに袋叩きに合うんだろうけど。 つーかサポートに電話したい。この世界、いろいろ直してほしいところがある。 まず、雨は無いわ。上から水

    migurin
    migurin 2011/05/31
    だめだ文章うますぎる
  • 二人のトルコ人 - マシバ}クンシッバ

    遅めの昼をとりに学へ寄った。ノロウイルスと思われる体調不良から快復したばかりなので、ライスの一番小さいサイズと大根おろし、フルーツヨーグルトをトレーに載せ、清算する。ここで出た欲は、大根おろしにはポン酢をかけるという固定観念の破壊である。そもそも何もかかっていない大根おろしが売られている時点でこれは試されているのに他ならないと気づくべきであったのだ。 ドレッシングの置かれたエリアに進むと、トルコ人風の顔立ちをした二人組が先に居たので後ろに並んだ。 だが二人は1分ほど経ってもそこに居たので、横から少し覗き込むと、右の一人が箸でご飯をべていた。私とて飯をべに来ているのだし、私とて一般教養程度の英語力はあったので、「おうトルコ野郎よく聞け、ここは飯をう場所じゃねえ。ドンドルマでまぶた接着されてえのか」と言おうとしたが、どうも様子がおかしい。 二人の視界にギリギリ入るくらいの角度から、二

    二人のトルコ人 - マシバ}クンシッバ
    migurin
    migurin 2011/05/10
    話の本筋とは違うけれど、中国にいると日常茶飯事の光景で笑える。
  • 心がヒリヒリするような話 - マシバ}クンシッバ

  • せめて、もっと人殺しの顔をしろ - 未来の蛮族

    TVでは、芸能人が我々に呼びかけている。「デマに騙されないようにしよう」ずいぶんと難しいことを言ってくれる、とおれは思う。デマに騙されようと思って騙される人間はいない。みな、正しいことをするつもりで間違えるのだ。 芸能人たちはこんなことも言っていた。「被災者の気持ちになって考えよう」確かにこれは大事なことだ。けれど、難しい。とりわけおれのような人間にとっては。おれは頭が悪いから、福島の原発について、土地を奪われた人間の気持ちをほんとうには想像することはできない。ただ、自分に置き換えて考えてみることしかできない。 もしも、自分の住む街に原子力発電所があったらどうだろう? 自分の故郷が、放射性物質に汚染されてしまって、二度と帰ることできなくなってしまったらどうだろう? しかも、その原子力発電所は遠く離れた東京に電気を供給するための施設なのだ。なぜ、自分たちだけが、東京の犠牲にならなければならな

    せめて、もっと人殺しの顔をしろ - 未来の蛮族
  • 撲滅苦愛、ついに出版社からオファー来るも書籍化断る : 暇人\(^o^)/速報

    撲滅苦愛、ついに出版社からオファー来るも書籍化断る Tweet 1: かるた(北海道):2010/12/16(木) 02:12:34.47 ID:zDCWFalE0 無理 http://ameblo.jp/jyoutou/entry-10738200561.html http://ameba.jp/m/blogTop.do?unm=jyoutou アメンバー申請見てたら出版社のヤツからメッセージ来てた ****の**とかってヤツなんだけど電話してくれみたいなこと書いてあって番号も載せられてた 返事は、ここに書いとく 無理だねワラ 普通に考えて、こんなの携帯持ってるヤツなら誰でも見れんだからになんかする必要ないんだよ それににするってことはアタシらのプライバシーが侵害されるってことだろ? アタシはアメンバー限定記事でダチの写メとか載せてっからね そういうのを知らねぇヤツらに見せるほどアタ

    撲滅苦愛、ついに出版社からオファー来るも書籍化断る : 暇人\(^o^)/速報
    migurin
    migurin 2010/12/24
    すげーなおいオファーきたんすか
  • ガキのきもちはわかるまい - 脳髄にアイスピック

    ※追記あり 表現規制の話になると反対派の意見としては、「ゾーニングを徹底することで解決すべきだ」って主張が主流になるし、俺としても「そうですね。そういうのはきっちり分けて売るのが大事よね。住み分けマジ重要。子供がエロいものとか買えるのはやっぱおかしいよね」とかしたり顔で言ったりするんだけど、俺がそういうことをのたまえる背景には、俺がゾーニングされてもそういういやらし商品を店頭で買えるからってのがあって、一見良識派に思えますが、物凄いポジショントークですよ。典型的な汚い大人ですよこれは。 中学生の頃の俺だったら間違いなくこの状況にキレてますよ。「何がゾーニングだよ! お前らばっかりずりいよ! 俺だってエロいものが見たいよ!!」っていう魂のシャウトをぶちかましてますよ。 だって、中学生や高校生の男子って人生で一番性欲がピークに達してる時じゃないですか。風が吹くだけでおちんちんが勃っちゃうぐらい

    ガキのきもちはわかるまい - 脳髄にアイスピック
  • 2010-08-05

    近畿の方言であると思われるが、青痣ができることを「しぬ」と表現することがある。 実に古い記憶――年齢にして七つ、八つを過ぎないくらいに幼かったころだと思うが――眠るため母とともに布団へ入ったときに、勢いよく母の腕を踏んでしまった。母はツッと息を吸いこんだあとに無言で痛みに耐えていたが、しばらくしたのちに口を開き「これは明日になったら絶対しんでるわ」とつぶやいた。 幼い私はそれが上に書いたような意味を持つ表現だとは知らず、腕を踏みつけたことによって当に母の命を絶ってしまうのではないかと思い、青ざめた。よくよく考えをめぐらせばそんな程度で人は死なないし、母の口調が死を目の前にした人間のそれでないことはすぐにわかるもの、と今となっては思うが、当時の私は冷静から落ち当に震えたのだ。そのあとしばらく震える声で「死なんといて」と連呼し泣きじゃくる私を母は笑いながらなだめていた。 −−− 私は先月七

    2010-08-05
    migurin
    migurin 2010/08/10
    語彙能力が違う。お誕生日おめでとう。
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