TuneCore Japan代表・野田威一郎に聞く、海外向け配信の可能性 日本の音楽は世界のリスナーにどう届く? 音楽文化を取り巻く環境についてフォーカスし、キーパーソンに今後のあり方を聞くインタビューシリーズ。第15回目に登場するのは、チューンコアジャパン株式会社 代表取締役・野田威一郎氏。 TuneCore Japanは、アーティスト・レーベルのための音楽配信流通サービスとして2012年に設立。日本で音楽配信への関心がまだ薄かった当時から“音楽配信の民主化”を掲げ、インディーズ中心に多くのアーティストの音源を預かり、各プラットフォームを通して世界中のリスナーに届けてきた。今や配信を通したアーティスト・レーベルへの累計還元額は100億円を突破。昨年、TuneCore Japanを通じて配信された瑛人「香水」がビッグヒットを記録したことも記憶に新しい。 今年3月より、中国の大手配信サービス