臼井健一郎さんはとんかつ・カツ丼専門店「かつや」をはじめ、複数の外食チェーンブランドを展開するアークランドサービスホールディングス株式会社の社長として、グループ売上1,000億円を見据えるまでに成長させながら、2021年に同社からの退任・独立を決断した。 現在は株式会社U.RAKATAを立ち上げ、「食、文化、芸術を通じ、人々の生活をより豊かにする空間と環境を作る裏方に」をテーマに、飲食店やカフェの運営、そしてスタジオやギャラリーなどの新規事業を手掛けている。 数百人の社員を抱える高層オフィスから、築46年の雑居ビルで新たな出発を選択した理由とは。そして、飲食事業の経営者が追うべきたった一つの数字とは何か。今後の展望を含めて話を聞いた。 ※本記事のその後を追いかけた第2弾記事も公開しました! 飲食業は「お客さま目線」でしか存続できない ――アークランドサービスへの入社時、飲食業の経験はなかっ