さくらインターネット代表の田中です。この連載は「働くすべてのビジネスパーソン」に向けて書いていきます。 日本の労働人口の約49%が、AIやロボットなどで代替可能といわれています。 ▲出典:総務省 AIの利用が経済や雇用に与える影響 ビジネスパーソンの中には、「AIに自分の仕事が奪われてしまうのではないか」と不安に思っている方も少なくないでしょう。ただ、AIに仕事を奪われたらいけないのか、という観点もあると思うんです。 歴史を紐解くと、コンピューターや車に仕事を奪われた人はたくさんいます。それでも新しい仕事が生まれて、「働くこと」は続いているわけです。新しい技術によって、人間はだいぶ休めるようにもなりました。 増える仕事もあれば、減る仕事もある。新たな技術によって、いままで思いもよらなかった仕事が生まれる可能性もあります。 ▲出典:総務省 ICTの変化によるこれからのしごと DX人材とは?