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  • 第11話「特別編 大司教からの寄稿」|すごいひと

    今まで度々触れてきた界隈の中の「低さバトル」で出た死人の話について、大司教から寄稿があったので今回は特別編。正直すごいひとはその時期あまりこの周辺に居なかったので、殆ど知らなかった話だし死んだ糸柳さんのことも数回話した程度の関係性しかないのだけれど「愛の教団」が「糸柳も弱いから死んだ」と言ったのを聞いて大司教が何か言いたそうにしているのを間近で見ていた。 というわけでほとんどの読者にとっては意味がわからないかもしれないが、関係者内でのこのnoteの認知はそこそこあるっぽいし以下に大司教からの寄稿を原文ママでどうぞ。 糸柳は弱いから死んだのではない。 多くの自殺がそうであるようにせいぜい何もかもうまくいってなかっただけだ。仕事でも私生活でも趣味でも行きづまっていた。その穴埋めのように界隈で誰彼かまわずマウンティングし、ある人とはもうめちゃくちゃに揉めていた。 普段から揉め事しかないこの界隈で

      第11話「特別編 大司教からの寄稿」|すごいひと
    • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『バスクル新宿』大崎 梢 (著) |

      『バスクル新宿』大崎 梢 (著)講談社文庫あらすじ遠く離れた地に住む大事な人へ会いに、話を聞きたい友人を捜しに…。 様々な思いを乗せて走る夜行バスは、新宿のバスターミナルへ、または家族が待つ遠く離れた場所へと向かう。 待合室で、バスの中でちょっとした出来事から言葉を交わす初対面の人々の人生が鮮やかに交わっていく。 深夜バスの客同士のふとしたやりとりから…山形から新宿行きの夜行バスへ乗るために駅へ向かう葉月。 トイレで用を済ませていると、出口付近で電話をしている女性の声が聞こえてきました。 仕事を断っているようでしたが「今、函館ですよ」という言葉に驚きます。 電話の主は都会のOL風の女性。 ここは山形なのに何故?と思いつつ待合室へ。 年配の女性が夫らしき男性に、マスクを忘れたことについて責めています。 するとさきほどのOLが自分の分はあるからどうぞ、と年配女性にマスクをすすめます。 「袖振り

      • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『私、産まなくていいですか』甘糟 りり子 (著) |

        甘糟 りり子 (著)講談社文庫 あらすじホテルのウエディングプランナーとして働く今村美春は、夫の朋希の誕生日プレゼントに奮発してライカのカメラを用意した。 あまり喜んだ様子ではない朋希は、四十歳を迎えた今、子供がいらないという人生の選択に迷いが出てきた様子。 二人の意見はかみ合わず、子供のことが原因で離婚することに。 妊娠、出産をめぐる女性と夫婦の選択、生き方を描く。 子供は持たない、と夫婦で決めていたはずが…鎌倉のホテルで、ウエディングプランナーとして働く美春は、夫の朋希が一目惚れした鎌倉の一軒家で夫婦二人暮らし。 デザイン重視で使い勝手は決して良いとは言えない家ですが、夫婦で話し合い、今後子供は作らないことを確認し、引っ越してきました。 朋希の四十歳の誕生日に彼が好きなカメラをプレゼントしますが、思ったような反応を見せない朋希。 四十歳という歳を迎え、この先も子供を持たないという選択で

        • ひと目でわかる!イラストブックレビュー『幾世の鈴 あきない世傳 金と銀 特別巻(下)』髙田 郁 (著) |

          髙田 郁 (著)ハルキ文庫 あらすじ昭和九年(一七七二年)、江戸で起こった「行人坂の大火」は多くのものを焼き尽くした。 大坂天満に本店を持つ呉服商「五鈴屋」。 江戸店を構えた店主の幸をはじめ、店に関わりのある人々を描いた物語。 八代目店主周助の迷いと決意、江戸に残り新たな流行を生み出すべく考え続ける菊栄、姉への嫉みと憎しみから抜け出せずにいる妹・結。 そして還暦を迎える幸が五鈴屋の「これから」を考えある決断をする…。 創業百年を迎えた五鈴屋は次の百年に向け歩き出す。 五鈴屋に関わる人々 それぞれの思いと人生播磨国、赤穂郡の東の端、揖西との境。 故郷の摂津国津門村に似たこの地にぽつんと建つ旅籠。 夫の忠兵衛が主を務めるこの旅籠で、二人の幼い娘を育てながら汗を流して働く結。 心の中では、江戸の大店で過ごしたきらびやかな日が浮かび、こんなはずない、このままで終わっていいはずがない、と思っています

          • 朝食のひと時 - 宇奈月ブログ

            また寝坊。 いつもの携帯の目覚ましが鳴らなかった。 残りの電池切れのためだった。 充電忘れていたことによる offだった。 その為、9時に起きる。 少しだるい。 梅雨入りまじかの典型的な空模様と違い 綿雲べっとりの空。だが気温は少し 湿り気を感じる。 いつもの儀式、歯磨き、洗顔、を済ませ 思いついたように1杯の水を飲む。 一階の今のドアーを開けると、フアーと 好い魚の焼ける匂い。この時間にこの匂い。 家内も起床が遅かったよう。 昨夜、今日の用意していた献立を、家内が 焼いていたようだ。 食卓にこしかける。 廃品回収車のチャイムが鳴る。 歯切れのよい曲、そう思って耳を 澄ます。 何時も聴きなれているのに、 切れが感じられない。くぐもった マーチの様に聞こえる。 ふと句を作る気になった。 すでに家内は食事にーーー。 自分は、食事に手を付けすに、目を閉じて 作る。 時雨入り鮭の薫香や朝餉かな 水

              朝食のひと時 - 宇奈月ブログ
            • 富士山の「胎内樹型」という溶岩洞窟探検記 - 北穂高岳で味わう至福のひと時

              「船津胎内樹型」と呼ばれる、溶岩でできた丸いトンネル。大木の幹の形をとどめている。(2024年6月1日撮影) 富士山のふもとの河口湖近くには、富士山が大昔に噴火した時の溶岩流でできた洞穴(=洞窟のこと)がたくさんあります。 洞穴の中でも「溶岩樹型」と呼ばれる木の幹が燃えてなくなってできた不思議な洞穴の【探検ツアー】があり、スタッフの一員として参加しました。2024年6月1日(土曜日)のことです。 探検した3つの洞穴は、①船津胎内樹型(ふなつたいないじゅけい)②吉田胎内樹型(よしだたいないじゅけい)③雁の穴(がんのあな)――です。 観光地ではないので初めて耳にする名前でしょうが、国の天然記念物に指定されているんですよ。 吉田胎内樹型の内部は、ふだん非公開。雁の穴は陸上自衛隊北富士演習場の敷地内にある洞穴群です。 どちらも特別の手続きをして立ち入りの許可をもらいました。 2回に分けて、洞穴のよ

                富士山の「胎内樹型」という溶岩洞窟探検記 - 北穂高岳で味わう至福のひと時
              • 富士山の「雁の穴」という北富士演習場内にある秘密の洞窟探検記 - 北穂高岳で味わう至福のひと時

                「崩れ穴」と呼ばれる天井が崩れた溶岩トンネル。広い「雁の穴」の中の一部分です。(2024年6月1日撮影) 富士山の洞窟探検ツアーのスタッフとして2024年6月1日午後、山梨県の自衛隊北富士演習場の中にある「雁の穴(がんのあな)」という溶岩でできたトンネルに入ってきました。 「雁の穴」は1500年前の割れ目噴火のときにできた溶岩の通り道。1932年(昭和7年)に国の天然記念物に指定されています。 午前中の「船津胎内樹型」と「吉田胎内樹型」に続く3ヵ所目の探検でした。 地理院地図(電子国土Web)から引用。 目次 【雁の穴】のこと コウモリが住む「崩れ穴」のこと 割れ目噴火の火口は「雁の穴」の100㍍上だった 【参考資料】 【雁の穴】のこと 雁の穴(がんのあな)があるのは、山梨県富士吉田市。陸上自衛隊の北富士演習場の北西部分の樹林の中です。 そこは地元の人たちが昔から自主的にルールを決めてキノ

                  富士山の「雁の穴」という北富士演習場内にある秘密の洞窟探検記 - 北穂高岳で味わう至福のひと時
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