2019年1月29日、ラストライブの「葬式」で華々しく最期を飾った「ぼくのりりっくのぼうよみ」(ぼくりり)。 ニコニコ動画に投稿した曲が10代から圧倒的な支持を集め、2015年に高校3年生でメジャーデビュー。その後は、雑誌『文學界』にエッセイを寄稿するなど、数多のフィールドで才能を発揮した。 しかし、デビューから約3年が経った2018年9月、日本テレビ系情報番組『NEWS ZERO』で突然の”辞職”(引退)を宣言。その後辞職するまで、Twitterでの言動に対する炎上騒動を含めて、大きな耳目を集めた。 辞職後の現在は「たなか」名義で、ホストや俳優、モデル、やきいも屋のCEOなどさまざまな分野で活動する彼だが、ぼくりり”辞職”から1年たった今、何を思い、そしてどこへ向かうのか。 メジャーデビューから、ぼくりりを「没落」させることで成し遂げたかったことまで、今こそ紐解く過去・現在・未来。 取材