新たな芽をいつか森に、清水建設がイノベーション拠点でゼネコンの枠を超えて目指す姿:温故創新の森「NOVARE」探訪(前編)(1/5 ページ) スマートイノベーションカンパニーを目指し建設を超えた領域でのイノベーションを推進する清水建設。イノベーション創出のための重要拠点として新たに2023年9月に設立したのが「温故創新の森『NOVARE』」だ。本稿では、前編でNOVAREの全体像を紹介し、後編ではDXによる新たな空間創出への取り組みを紹介する。 清水建設グループは2030年に目指す姿として、建設事業の枠を超え、時代を先取りする価値を創造するスマートイノベーションカンパニーへの進化を目指している。そのために、重要になるのが、事業構造、技術、人財についての3つのイノベーションだ。この3つのイノベーションを実現するための拠点として2023年9月に設立したのが「温故創新の森『NOVARE(ノヴァー