8月23日に決勝レースを迎えた第104回インディアナポリス500マイルレース。予選3番手フロントロウからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、終盤トップに浮上すると、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)の猛追を抑え、日本人として初めてインディ500で優勝した2017年に続く、2度目のインディ500制覇を成し遂げた。
F1解説者の今宮純さんが死去したことが友人である森川オサム氏によって公表された。去年70歳。 森川オサム氏は自身のブログで「日本のF1解説の重鎮でした。今宮純さん。あまりにも突然の訃報でした。夜、奥様からのお電話だったので、また近くで飲んでいらっしゃっていて呼び出しかな、と思ったのに・・・ 悲しいお知らせでした」と綴った。 今宮純さんは2019年12月30日にTwitterで「20年は『もっと長い22戦』です。F1選手権開始の1950年は7戦、70年後に3倍増(!)。やる方も、走る方も、見る側もいろいろプレッシャーが。<質より量を好むUSA>、伝統とかにもこだわりますね」と語っていた。 今宮純さんは、1987年フジテレビがF1の全戦テレビ中継を開始するとレギュラー解説者として起用され、日本のF1人気向上に大きな役割を果たした。1994年のサンマリノGPでアイルトン・セナが亡くなった際には
インディ500で優勝し、伝統のミルクを浴びる佐藤琢磨(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ) コロナ禍で延期され、史上初めての無観客レースとなった「第104回・インディナポリス500マイルレース」(以下、インディ500)で、日本人として唯一参戦する佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング/ホンダ)が2017年以来3年ぶりとなる2度目の優勝を達成した。 2度目のインディ500優勝は日本人としてはもちろん初めて。過去104 回の大会数を数えるインディ500の歴史で、20人目の「インディ500を複数回以上優勝したドライバー」になった。ちなみに今季インディカーシリーズに現役でフル参戦するドライバーの中で複数回以上の優勝経験者はおらず、佐藤琢磨がライバルに先駆けて達成した。これは快挙であり、凄まじい偉業である。 優勝の喜びを爆発させる佐藤琢磨【写真:INDYCAR】
携帯型ゲーム機では、任天堂が2011年から展開した「ニンテンドー3DS」の世代までスタートボタンが残っていた。これは「ゲームボーイアドバンス」以降の任天堂製品が、いずれもひとつ前の世代の機種とのソフトの互換性を保ったという事情も大きい。しかしこちらも2017年発売の「Nintendo Switch」の台頭により、スタートボタンの存在感は急速に薄れることになった。 これらの動きの背景のひとつとして、そもそもスタートボタンのない携帯電話やスマートフォン、つまりモバイルゲームの市場の台頭を挙げることもできるだろう。もっとも、それらのせいにするのはおかしいとの意見もあるかもしれない。家庭用ゲーム機でも、モバイルゲームの隆盛より前から、スタート以外のボタンでもゲームを始められる作品がかなりあったのは確かだ。 するとスタートボタンは、もっと早くになくなってしかるべきだったのか。進化を続けるゲーム機に、
「全部俺が悪いことになっている。これは日本人である以上、仕方がないことです」 ひっくり返ったマシンから生還した佐藤琢磨(42歳)は日本人メディアに向けた囲み取材で、唇を噛み締めながらこう語り、悔しさを滲ませた。 2017年、アメリカ最大の自動車レース「インディ500」で日本人として初めて優勝したレーシングドライバー、佐藤琢磨がキャリア史上最大のピンチを迎えている。 「NTTインディカーシリーズ2019」第14戦のオープニングラップで起きた多重クラッシュを巡り、佐藤琢磨がクラッシュの引き金を作ったと猛バッシングを受けているのだ。 NTTインディカーシリーズ2019 第14戦ポコノのスタートシーン【写真:INDYCAR(Joe Skibinski)】今年、スポーツ放送局「GAORA SPORTS」でインディカー中継の実況アナウンサーとしても携った私は8年ぶりにインディカーを取材するために米国ペ
世界3大レースの1つとされるアメリカの伝統的な自動車レース、通称「インディ500」が23日行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨選手が3年ぶり2回目の優勝を果たしました。 レースは、だ円形の1周およそ4キロのコースを200周走り、時速は最高でおよそ350キロに達します。 レースは毎年5月に行われますが、104回目となることしのレースは新型コロナウイルスの感染拡大の影響でおよそ3か月延期され、23日、インディアナ州で無観客で開催されました。 予選3位からスタートした佐藤選手は同じホンダのエンジンを搭載したドライバーと終盤まで激しいトップ争いを繰り広げ、残り27周で再びトップに立ちました。 そして、残り5周で後続のドライバーがクラッシュした影響で安全のため先導車がコースに入り、順位を維持したまま佐藤選手が1位でゴールしました。 2010年からインディカー・シリーズに参戦している43歳の佐藤選手は、
インディカーiRacingチャレンジの最終戦は、人々の記憶にどう残るのだろうか? インディアナポリス・モーター・スピードウェイで開催された70周175マイルのレースの結末は全く以て理想的とは言えなかった。 前戦COTAで飛び入り参加していきなり優勝をかっさらったランド・ノリスは、この日のレースもマクラーレンSPから参戦。2番手フロントロウからスタートして終始先頭争いに絡み、トップを快走していたものの、残り3周でライバルの”悪意”が2連勝を阻んだ。 故意の走行妨害で優勝絶たれたノリス レース最終盤にジョセフ・ニューガーデン、佐藤琢磨、セージカラムら多数を巻き込む大クラッシュが発生したために、レースは3度目のフルコースイエローによって中断。残り10周で再開されると、ここを勝負所と踏んだ4番手ノリスが果敢にプッシュし始めた。 ラスト8周でトップ3に浮上したノリスは、ターン2への進入でグレアム・レ
G7サミットで各国首脳がノーマスク・ノーアクリル板だったことを日本のメディアは批判しましたが、これが欧米様の認識なんじゃないですかね? 「彼らはワクチン接種率が高いが日本はまだだ!」と例によってマスクが大好きで仕方がない方々がツイッターで吠えまくっていましたが、もう、これ、やめませんか? 人口約半分のイギリスはサミット当日、6月13日の陽性者は7490人で、その日、日本は1384人。ワクチン関係ないじゃん! 何せ、地上波TVに出る専門家様は「ワクチン接種が行き渡ってもマスク着用を! 大人数の宴会もダメ!」と訴え続けている。せめて「エサ」を用意してくださいよ。ワクチン打ってもマスクはそのままで自由に動けない。だったら打たないでもいいじゃん。 それにしてもテレビの威力って凄まじいですよね。この1年4カ月ほどテレビに出まくった「感染症の専門家」がとんでもない数の信者を獲得している。同氏がマスクの
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 異例会見でも市の真意伝わらず!? 市川市とメディアとの性格の不一致? 昨今、テレビやネットで千葉県市川市での「テスラ問題」が話題になっている。この話はなぜ、ここまで大きな騒動になってしまったのか?
ドライバーにとって身近なドライブレコーダーは、事故時などの状況を記録するための録画デバイスだが、実は、より詳細なデータを得られる“事故記録装置”が、すでに多くの新車に実装されていることをご存じだろうか? このEDRで記録したデータを分析すれば、驚くほど詳細な客観的事実がわかるという。では具体的に何がわかるのか? EDRのデータを“文章化”してレポートする、日本では数少ない認定アナリストが解説します。 文:松田秀士(レーシングドライバー/自動車評論家) 写真:Bosch、Honda、編集部 【画像ギャラリー】図解で解説! “事故詳細記録装置”EDRとCDRの仕組みとは? なぜ速度までわかるの? 320km/hの事故経験で芽生えた疑問 20年前の2000年5月。筆者はインディ500の決勝レースに駒を進めるため、予選前の走行を行っていました。約1kmの直線では約380km/hに達し、そのままアク
佐藤琢磨は、43歳でインディ500の2度目の制覇を達成。レース後の記者会見で「夢の中で生きている」と語った。 佐藤琢磨は、8月23日(日)に開催された『第104回 インディ500』でスコット・ディクソンとの接戦を制し、2017年以来となる2度目のインディ500での優勝を達成。インディ500で複数回優勝した史上20人目のドライバーとなった。 2002年から2008年までジョーダン、BARホンダ、スーパーアグリでF1で90戦を戦った佐藤琢磨は、2008年途中にスーパーアグリの撤退とともにシートを失った後、プロのレースキャリアは終わったと考えていた。 しかし、2010年からインディカーに戦いの場を移した佐藤琢磨は、11回のインディ500に参戦。2017年の初勝利に続き、2回目の勝利を挙げた。インディカーで通算6勝のうち2回がインディ500での優勝という勝負強さだ。 「40歳でまだ運転していていま
アメリカで行われていた自動車レースのコース上に野生のリスが現れ、そこにマシンが接近していくという、ハラハラする様子が撮影された。 リスに接近するマシン その動画が撮影されたのは6月13日、場所はミシガン州のベル アイルにあるレース場とされている。 当時、そのサーキットではインディカー・シリーズのシボレー・デトロイト・グランプリが行われており、Ryan Hunter-Leay選手のマシンが、直線コースを走っていたという。 その時、車の左前方には野生のリスがいたが、マシンの気配に気づいてジャンプし、間一髪でひかれるのを逃れた。 That was nuts. @RyanHunterReay avoiding a different type of traffic on the streets of Belle Isle. #INDYCAR // #DetroitGP // @detroitgp
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 マツダによる高齢ドライバー体験の様子。専用のアイマスクで視野を狭め、サポーターで膝や肘の動きを抑え、重りを入れたベストと靴を着用。マツダ関係者が筆者を撮影 日経報道で一気に情報拡散 高齢者運転免許の
昨日も暑かったですね! 仕事場は30℃になっていました!! まだ暑さに慣れていないので急にこうなると体がキツイです…。 それでは今日の記事のもくじです。 今日は何の日?? ル・マンの日 今日はこの船 Vessel Information 今日は何の日?? 5月26日は「ル・マンの日」です! ル・マンの日 1923年5月26日、第1回ル・マン24時間耐久レースが開催されました。 ル・マン24時間レースは、F1のモナコGP、アメリカのインディ500とともに「世界三大レース」と呼ばれています。 今年は第90回、6月11日~12日にかけて行われる予定になっています。 今日はこの船 ル・マンの日ということで、船名に「LE MANS」が入る船を。 Vroonの自動車運搬船 LE MANS EXPRESS です。 Vroonはオランダの船社。 赤い船体に白い「V」が目立ちます! Vroonの自動車運搬船
佐藤琢磨は、2020年にインディ500の決勝レースで優勝を争うことになったスコット・ディクソンとの戦いのなかで“最後まで爪を隠していた”と語る。 佐藤琢磨は合計2度、27周のリードラップしか記録しなかった。しかし、レース終盤の最も重要なタイミング、最後のピットストップを終えてからチェッカーフラッグを受けるまでの時間帯は、ライバル勢を寄せつけないスピードを持っていた。 200周のレースが終盤を迎え、優勝争いを行うドライバーはディクソンと佐藤琢磨に絞り込まれました。佐藤琢磨は168周目、ディクソンはその次の周に最後のピットストップを終えた。ここでディクソンがトップに返り咲き、佐藤は2番手に下がったが、185周目にメインストレートでディクソンをパスし、レースのリーダーとなった。 ここからの佐藤琢磨はディクソンのアタックを何度も阻止し、周回遅れのマシンをパスしながら前進した。そして、佐藤琢磨とディ
現代のF1マシンは電子制御の塊である。その結果、マシンを調整・設定するためのインターフェイスがステアリング=ハンドルに密集することになった。フェラーリが初めてディスプレイを搭載した1996年以降、F1マシンのステアリングは複雑化の一途を辿っている。 最新F1マシンのハンドルには大型ディスプレイの他、20以上のアナログボタンとスイッチが所狭しと並べられている。ハンドルで操作できる機能は優に数百を超え、その値段は数百万円は下らないとされる。近年では3Dプリンタを用いてモックアップを制作することもある。 F1ドライバー達は時速300kmオーバーで5Gにも達するGフォースを受けながら、1ラップ毎に極めて慌ただしいハンドル操作を強いられている。F1カレンダーに登場するサーキットは、インディ500に代表されるオーバルのような単調なレイアウトではなくコーナー数が多い。これが拍車をかけている。ここでは「機
【2020.8.23】 インディカー・シリーズ第7戦 第104回インディアナポリス500 (インディアナポリス・モーター・スピードウェイ) 3年前に、彼がインディアナポリス500マイルを勝ったときに綴った文章(https://dnf.portf.co/post/108)を、少しだけ後悔している。あのレースが終わったあと、ずっと探していた佐藤琢磨のあるべき形がようやく見つかったのだと、高ぶる感情とともに彼のキャリアを辿り直して書くことをわたしは選んだのだった。英国F3チャンピオンの肩書を手に期待に満ち溢れたF1デビューを果たしてから15年の長きにわたって、彼はつねに希望と失望の交叉点にいた。折に触れて現れる明らかな才能の片鱗と、一方でその才能を覆い隠しかねない数々の失敗は、佐藤琢磨という輪郭をつねに曖昧にしたまま留めていた。どう見ても凡百のドライバーであるはずがないのに、積み重ねられた結果は
Live-tv- >デイトナ500 生中継 放送 動画 テレビ 視聴 無料 インター ネット デイトナ500 ライブストリーム オンライン 無料生中継 デイトナ500 生中継 from TopNews 【動画】NASCAR、デイトナ500で21台を巻き込む大クラッシュ! TopNews-Feb 18, 2019 2月17日(日)、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで行われたNASCARのデイトナ500で、21台を巻き込む巻き込む大クラッシュが発生した。 アウト側の黒い95号車が姿勢を崩して斜めになりながらイン側に巻き込み、後続のマシンが ... Story image for デイトナ500 生中継 from Jsports 無線は無銭ではないようです Jsports-Nov 20, 2019 今年もデイトナ24時間の季節がやってきた ... するモータースポーツジャーナリストの
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 10年先がまったく見えない 日系メーカーは打つ手なし!? この2~3年、自動車産業の各方面の関係者と、自動車産業の未来について議論する機会が一気に増えた。 先方からは「100年に1度の自動車産業大変
こんにちは。 今回は栃木県茂木町にある、ツインリンクもてぎ内のホンダコレクションホールについての記事です。 ※以前あった記事をまとめて作り直しています。 ホンダコレクションホールとは? 展示車両紹介 2輪市販車 自転車用補助エンジン A型補助エンジン ドリームD型 ドリームE型 スーパーカブ(C100) ドリーム CB750 FOUR ドリーム CB400FOUR Z100 NR 4輪市販車 T360 S500 N360 バモスホンダ Z 1300クーペ シビックCVCC シティ&モトコンポ NSX-R 2輪レーシングマシン RC142 RC143 RC149 NR500 NSR500(1989年) NSR500 NSR250(2001年) 4輪レーシングマシン RA271 RA272 RA301 ウィリアムズホンダFW11 マクラーレンMP4/4ホンダ RA106 RA108 ダラーラ
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 一時は「究極のエコカー」ともてはやされた燃料電池車(FCV)だが、最近は新型電気自動車(EV)の発売が相次ぐ中、その存在感が薄れている印象がある。課題は、燃料電池車に対する供給側と消費者との「意識の
フェルナンド・アロンソのF1最新情報、ニュースを掲載しています。F1ドライバーのコメントやF1チームの情報、レース結果などを随時更新しています。 フェルナンド・アロンソのアンドレッティ・オートスポーツでのインディ500参戦にホンダが“ノー”と返答した報じられ、改めてアロンソとホンダとの関係が注目を集めている。 フェルナンド・アロンソとホンダの関係はマクラーレン・ホンダの3年間で完全に壊れた。3度目のF1ワールドチャンピオン獲得を目指してマクラーレン・ホンダに加入したアロンソだったが、当時のホンダのF1エンジンはパフォーマンスと信頼性の両方で戦えるエンジンではなかった。 実際、後にホンダからSUPER GTに参戦するジェンソン・バトンもマクラーレン・ホンダとしての2年間がF1引退のきっかけになったと語っている。 「マクラーレンと素晴らしい年月を過ごして、このスポーツで十分に幸運な結果を達成し
2020 INDYCAR 佐藤琢磨コメント 第104回インディー500 決勝:「すべて最後の戦いに向けての準備をしてました。残り3周の時点から僕としてはベストパワーで走れるだけ燃料をずっと蓄えてましたから」 「中盤まではリスタートが不安といえば不安でした」 ――レース前半、そんなにガッついてなかったですよね? 佐藤琢磨:珍しく落ち着いてたでしょ(笑)。 ――でも、リスタートで前にあまり出て来れてなかったので、今日はちょっとレーシーじゃないのかな? と心配したところもあったんですが? 佐藤琢磨:いや、おかしいな、リスタートが下手なのかな? って自分でも思ってた。いっつも抜かれちゃってて。それはミクスチャーにちょっと問題があったからで、最後はパワー・ベストでリスタートできてました。でも、中盤まではリスタートが不安といえば不安でしたね。トラフィックが間に挟まっちゃって、ディクソンがずっと前に行っ
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 「これまでのアイサイト」、 「これからのアイサイト」 スバルは2020年12月、渋谷駅から徒歩7分の高台に、AI(人工知能)開発の拠点として「スバルラボ」を開設する。 それに先立ち、20年11月18
5月28日は業平忌、生理をジェンダーレスで考える日、ゴルフ記念日、自助の日、花火の日、3,000本記念日、国際アムネスティ記念日、アルソア美肌ラインの日、骨盤の日、等の日です。 ■業平忌 5月28日 ◆十輪寺(京都市JR向日町駅下車→阪急バス43系小塩下車(バス便少数注意)) 在原業平朝臣は晩年同寺あたりに住み、塩を焼いて風流を嗜んだといわれる。 当日は法要につづき、献茶・献花・献句・舞踊・小唄などが奉納される。 ◆不退寺(奈良市) レンギョウ咲く在原業平ゆかりのお寺「不退寺」 www.youtube.com 平安時代の貴族であり歌人、平城天皇の孫にあたる在原業平(ありわらのなりひら)ゆかりのお寺・不退寺では、業平を偲んで命日に業平忌(なりひらき)が執り行われます。平城天皇が晩年の住居とした萱葺(かやぶき)の御所を造営した地でもあり、のちに仁明天皇の勅命で業平が不退寺を建立。現在は、業平寺
アメリカのモータースポーツ誌「RACER」は、フェルナンド・アロンソと米インディカー・シリーズの強豪アンドレッティ・オートスポーツとの契約をホンダが拒否した可能性があると報じた。本田技研工業はHPD(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)を通し、エンジンサプライヤーとしてインディカーに参戦している。 F1で2度ワールドチャンピオンに輝いた38歳のスペイン人ドライバーは、F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500から成る世界3大レース全制覇=トリプルクラウンの野望を掲げ、これまでに2度、インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)での戦いに挑戦しており、2020年5月24日に開催される第104回インディ500で3度目のチャレンジに挑む見通しとなっている。 アロンソはマクラーレン・ホンダF1に在籍していた2017年に、ホンダエンジンを積むアンドレッティから初めてイン
【当ブログではアフィリエイト広告・PRが表示されています。】 皆様、こんばんは。 usunonooです。 今夜は グリーンライト 1/64スケール パイクスピーク インターナショナル ヒルクライム 1971 プリムス クーダ をご紹介致します。 こちらはグリーンライトとレースゲームのグランツーリスモとのコラボモデルとして、2023年7月頃からトイザらスなどでも入手可能なミニカーとして発売されていました。 リンク アメリカ・コロラド州にあるロッキー山脈の東端に聳える山、パイクス・ピーク。 その山の標高2800mのスタート地点からおよそ20kmにも及ぶ一本道を、山頂がある標高4301mを目指しひた走るレースが『パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム』と呼ばれています。 アメリカ国内においては、インディ500に次ぐ歴史と人気を誇るモータースポーツとして認知されており、1916年から毎年
温暖化の元凶といわれるCO2(二酸化炭素)。本稿のお題は、この環境規制の犠牲となりつつある高回転・高出力エンジンについて。 高回転になればなるほどCO2もたくさん排出されるわけで、今後、高回転エンジンはなくなる予感がします。いや、もう出てこないでしょう。つまり、官能的なあの高周波和音はもう聴けなくなるのです。 そこで、筆者が個人的に思い出すのは過去4度出場したインディ500。1994~96年の3戦に乗ったマシンには、フォード・コスワースXDという2.65L V8ターボエンジンが搭載されていた。そのエンジン回転数は13000rpmで最高出力800ps超。 初めて乗ったとき、ピットで空ぶかししてタコメーターが動かない(点灯しない)ので壊れているとメカに伝えたら「まだ6000rpmぐらいだよ、もっとアクセル踏み込め!」って。 つまりタコメーターが7000rpmぐらいから始まっていて驚いた。でも、
開発者の情熱とワクワクが詰まった軽スポーツ ホンダ・S660オーナーによる連載スタート! もう何年も前の話になりますが、ホンダは長い間「Do you have a HONDA?」というキャンペーンを行なっていました。そのCMソングとして起用されたのが、ハイロウズの「日曜日よりの使者」。その歌詞と相まって(歌詞は調べてみてください)、キャンペーンCMは誰もが一度は体験する乗り物へのワクワクドキドキを、見事なまでに表現していました。そんな「日曜日よりの使者」という言葉がピッタリの一台がホンダの小さなオープンカー「S660」です。 2015年3月30日発表、同年4月2日に発売を開始したS660は、今年で4年目を迎えました。ですが街で見かけるかというと、同年に発売したND型ロードスターと比べて少ないのではないでしょうか。そこでこの小さくも孤高の「日曜日よりの使者」のオーナーとして、余すことなく魅力
佐藤琢磨の操る白いマシンは、観客が誰もいない夕暮れのスタンドの前を、ペースカーに先導されながらゆっくりとゴールした。 銀色の大きな優勝トロフィーにはチェッカーフラッグを振る男性の像が乗っていて、今年はその像もマスクを付けている。 それは100年を超えるインディ500の歴史の中で、最も静かな優勝シーンだった。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客で開催された今年のレースは、終わり方も異例だった。ラスト5周で起きたクラッシュで追い越し禁止のイエローフラッグが振られ、トップを走っていた琢磨がそのまま優勝した。 ビクトリーサークルと呼ばれる丸い表彰台の上で、シャンパンではなく、このレース恒例のミルクを頭から浴びた後、2度目のチャンピオンに輝いた琢磨が最初に口にしたのは、自身の喜びの気持ちではなかった。 「もう感謝の気持ちしかないです。レースの主催者が代わって初めてのインディ500でしたし、コロ
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中 エコカー大戦争! 「エコカー=日本の独壇場」と思っているとすれば、それは大間違いだ。電気自動車、ハイブリッド車を巡る市場争奪戦はこれからが本番。日本は序盤戦を制したに過ぎない。世界規模の取材でエコカー大戦争の行方を探る。 バックナンバー一覧 BBS、実は日本製 紆余曲折の末、福井資本に BBS (ビービーエス)をご存じだろうか? ポルシェやベントレーなどの超高級車、またF1やスーパーGTなどの最高峰レースなどで採用されている高品質ホイー
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