読み終わった後はぜひブックマークボタンを押して応援お願いします(‘∀‘) 私のお尻のペチャンコ加減は世界トップクラスで、デカケツ至上主義のブラジル人が私のお尻を見れば「ハンッ何この貧弱なお尻? あんたよくそれで町を歩けるわね」「貧弱貧弱ー!」とでも言うに違いない。 違和感を持ち始めたのは小学校の頃だった。学校の椅子に付ける座布団を敷いてもお尻がすぐに痛くなって、授業に集中できなかったのだ。書いている今思ったのだが、私の成績が壊滅的だったのはお尻が薄かったからではないだろうか。 電車に乗ると座席が痛くて、映画館に行くと開始三十分もすれば床ずれのように気持ち悪くなりはじめ、深夜バスに乗ろうもんならどれほど眠くてもお尻が痛すぎていてもたってもいられなくなり、それならこれはどうだと奮発して買った一万八千円ほどの“ベッドと同じコイルスプリングがめちゃくちゃ入っている座椅子”も、安物とはだいぶ違うとは