女優のエマ・ワトソンが9月20日、男女平等を訴える国連の新しいプログラム「HeForShe」のスタートにあたってニューヨークの国連本部でスピーチを行った。このスピーチの全文日本語訳を京都大学4年の松本優真さんが自身のサイトにアップしている。 エマ・ワトソンは今年7月よりUN Women親善大使を務めており、今回、女性の地位向上を目指す運動を、女性たちだけではなく、男性とも歩調を合わせて行ってゆくことを目指す「HeForShe」の取り組みについて解説。自身の経験をふまえ、性差別の撤廃を訴えるとともに、あらためてフェミニズムの定義についても語っている。 「女性の権利を叫ぶことが、男性を敵視することとほとんど同じになってしまっているケースもあまりに多いことに気付き始めました。確かなのは、そのような流れは絶たなければならないということです」 「14歳の時には、性的な嗜好から私について書いた記事が、