はじめに 普段は各種開発用途でLinux、Windows、macOSを利用しており、これらはUSB切替器で同一のキーボード、トラックボールに接続されている。そのため機器切替が簡単にできないBluetooth接続のキーボードやマウスを導入することができなかった。そんなある日、以下の記事を読んで moguno/event2usbhid を利用すればBluetooth接続の入力機器をUSB切替器に接続できることを知った。この記事を読むまではUSB Gadget APIの存在も知らなかった。 moguno.hatenablog.jp ということで最初の数日はこれを便利に使っていたのだけれど、ある日macOSで使った際に修飾キー(control, shift, alt, meta)が一切効かないことに気付いた。また、これは個人的な環境の話題だが、普段利用しているトラックボールの4つ目のボタンが反応し
一方は3つのデバイスに接続でき、デバイスを立てかけられる折畳スタンドが付属。もう一方はUSB充電式となっている。いずれも薄型・軽量設計を採用し、1,500〜1,600円で購入できる低価格が特徴となっている。 Anker Compact Wireless Keyboard 「Anker Compact Wireless Keyboard」は、最大3つのデバイスに接続でき、ボタン操作で簡単に切り替えられる。折り畳みスタンドが付属しており、スマートフォンやタブレットを立てかけて使用できる。 重量は約408g、厚さは約1.7cm。キーはUS配列を採用。充電式ではなく、単4形電池を2本使用する。使われていない時間が30分以上経過すると、自動的に電力節電モードに切り替わる。
キーボードのファームウェアって? 役割とその仕組みを知ると自作キーボードがもっと楽しくなる:ハロー、自作キーボードワールド 第8回(1/4 ページ) いろいろなパーツを組み合わせて自分好みの1台を作る「自作キーボード」について紹介する本連載。これまでは自作キーボードのキースイッチやキーキャップ、ケースといった各種パーツの他、見た目や打鍵感などハードウェアとしての側面を主に掘り下げてきた。 今回は自作キーボードのソフトウェア的な側面である「ファームウェア」について取り上げたい。 ファームウェアとはハードウェアの中で動作するソフトウェアのことで、自作キーボードがキーボードとして動作するために必須なものだ。 近年の自作キーボードは高機能なハードウェア(マイコン)を搭載しており、その上で動作するソフトウェアも多彩な機能を持つようになってきている。使いこなせば、市販のキーボードではできないこともでき
30余年前の5576-003キーボードはオークションでも滅多に出てこないが、偶然知人が所有していた。バックリングスプリング(座屈バネ機構)キーボードと呼ばれるメカは最高だ ハードウェアとしてのキーボードに、極めて強い思い入れや高度な技術的関心があるわけではないが、昔からコンピューターと人との関係をベースとした入力操作装置としてのキーボードには、強い興味がある。どちらかというとミーハーな筆者は、昔からキーボードの入力時のサウンドやクリックのフィーリングの方に強い関心があった。 まだまだパーソナルコンピューターが、非力でWindowsパソコンの画一的な世界になる以前の1980年代の日本には、多くの設計思想の異なるパソコンやそれらに最適化されたユニークなレイアウトのキーボードが溢れていた。よく言えば多様性の世界、悪く言えば機種間のハードやソフトの互換性のない混沌とした時代でもあった。 しかし、当
まるでコントローラーのような見た目だが、れっきとしたキーボードだ。名前は「GrabShell」。9月21日から千葉県・幕張メッセで開催中のゲーム展示会「東京ゲームショウ2023」では実機も展示しており、実際に触って使い心地を試せる。記者も体験してきたが、なかなか歯ごたえのあるガジェットだと思った。 なんだこのキーボードは! GrabShellはその名の通り、ゲームコントローラーのようにつかんで打鍵するキーボードだ。正面には記号のキーやスティック、トラックボールなどが、裏面には文字のキーが配置されている。ちょうど、親指で正面にあるスティックやキーを触り、他の指で裏面にあるキーを打つイメージだ。キーマップ設定も変更可能で、自分好みにカスタマイズできる。
ゲーム周辺機器メーカーの8BitDoは8月1日、PC/Android用キーボード「Retro Mechanical Keyboard」を発表した。海外では9月20日発売予定で、価格は99.99ドル(約1万4000円)。 8BitDoは、ゲームコントローラー製品を中心に展開し近年存在感を高めている周辺機器メーカーで、「Retro Mechanical Keyboard」は同社として初のキーボード製品となる。「Fami Edition」と「N Edition」の2色展開となり、それぞれファミコンとNES(海外版ファミコン)をイメージしたカラーリングが採用。「Fami Edition」の方にはキートップにカナ表記が追加されており、日本のファミコンを強く意識していることがうかがえるが、どちらのモデルもUS配列のキーボードとなる。 本製品は87キーのメカニカルキーボードで、テンキーはなし。外形寸法は
初期のPCでは必須だったのに、今では存在しないコネクターとI/Fの代表例がキーボードで、これにマウスが続く格好だろうか。もっともこれアーキテクチャーによっていろいろ違うのだが、今回はIBM-PC系列の話である(Macintoshはまた異なるし、日本のPC-98シリーズもいろいろ異なる)。 DINコネクターを採用した IBM-PC標準装備のキーボード 初代のIBM-PC(IBM Model 5150)の場合、ユーザー入力デバイスはキーボードのみだった。まだマウスはこの時点で世間的には普及していない("Mouse"と名付けられたデバイスそのものは1965年に、Douglas Engelbart博士によって発明されている)が、これがPCの世界に入ってきたのは1985年にMicrosoftが初代のMicrosoft Mouseを発売してからだったと記憶している。 というわけで最初のIBM-PCには
今回はFireタブレットで使えるようになった高機能テキストエディタ「Vim」を設定、折り畳みできるBluetoothキーボードを使って文章入力マシン「ポメラ」のような入力デバイスに仕上げたい。 前回はFireタブレットにLinuxエミュレータ「Termux」をインストール、非root状態で簡易的なLinux環境を作成した。今回はTermuxの状況確認とBluetoothキーボードの導入、「Vim」の設定を行った内容だ。 なお、私は「Vim」初心者なので至らないところがあるかもしれない。今回は少しずつ学んでいく形で話を進めていきたい。 はじめに「Termux」で使うための物理キーボードを用意する。 これは「iclever」の折り畳みキーボード(Amazon.co.jp販売ページへ)を使う。2018年4月に購入してから2019年6月現在、問題なく使えている。 折り畳めて174gと軽いため、スマ
レノボ・ジャパンから「ThinkPad トラックポイント キーボード II」(以後、この記事に限ってTTPK II:テーテーピーケー・ツーと呼ぶ)が登場してから早一カ月近く。デスクトップPCでもAndroidデバイスでもThinkPadと同じように快適なキータイプと便利なトラックポイントが使えるぞおおおおお! と狂喜乱舞しているユーザーは多い(少なくとも私はそう)。 しかし、このキーボード。従来モデルから7年間を経ての新モデル登場ということで、あまりにも間が空きすぎていないか、と。しかし、レノボ・ジャパンの担当者に聞くと「いや、これでも速かったんですよ」という。何がどういうわけで「これでも速かった」のか。それも含めて7年の時が可能にした新モデルのアップデートについて、「TTPK IIを世に送り出した中の人」に話を聞いた。 みんなが待ってた(よね?)、ThinkPad トラックポイント キー
ThinkPadみたいなポインティングデバイスを内蔵したHHKB Studio発売で沸くキーボード界隈ですが、筆者も新しいキーボードを購入しました。 Happy Hacking Keyboardは「馬の鞍」と称されています。馬は変わっても、馬と人のインタフェースとなる鞍は変わらず、同じものを使うものだということから来たそうですが、同じように、音楽用電子キーボードにはマスターキーボードというものがあります。使う音源は変わっても、人と音のインタフェースになる鍵盤にはいいものを使う。そのために良い鍵盤でフルサイズ、フルスケールのMIDIキーボードを搭載しようというものです。 筆者はこれまで、外部音源をドライブするためのMIDIキーボードとして、ミニ鍵盤を使ってきました。古くはYAMAHA CBXから、iPhoneやiPadに対応したIK Multimedia iRig Keys、Bluetoot
遅すぎるくらいだが嬉しい!iPadOS 16.1、JIS配列の外部キーボードに対応してます2022.10.25 19:3037,202 小暮ひさのり 2022年10月25日。JIS派の悲願が達成された日。 本日リリースされたiPadOS 16.1。メインディッシュは「ステージマネージャ」かと思っていたんですが、僕的には違いました。サードパーティのJIS配列キーボードがサポートされたんです。わー!ぱちぱち! え?できなかったの? と言われると、そうなんですよ。なぜかできなかったんです。 これまでAppleのMagic KeyboardとかLogicoolのケース一体型のヤツとかごくごく一部はJIS配列キーボードとして認識してくれたんですけど、それ以外のキーボードってなぜか強制US配列。カギカッコや@(アットマーク)の入力配列が違うので、ものすごくモヤッとしていたんです。でも、それも今日までで
Microsoftのオープンソース・プロジェクトの1つ「PowerToys」は、さまざまなツールを詰め込んだユーティリティだ。 現在のバージョンは0.78.0、公開は今年の1月31日である。昨年は、月1回ほどのペースでバージョンを上げてきた。前回紹介したのが昨年3月で、このときのバージョンは0.67.1だった(「「Windows Terminal」「PowerToys」「Winget」 Microsoft系OSSのアップデート情報」)。マイナーバージョンアップが11回あり、細かなものを除いてもモジュール(PowerToysの機能の単位)が9個追加されている。今回は、PowerToysの現状を報告したい。 これまでのPowerToysのバージョンアップと新機能 以下の表は、現在のPowerToysモジュールの一覧である。これは、設定ページにある大項目を抜き出したもので、いくつかのモジュールは
Appleが、キーボードの各キーに小さなディスプレイを搭載することで、通常であればキーに刻印されていて変更できないアルファベットや数字、記号などを、自由に変更可能にする技術の特許を申請していることがわかりました。 キーボードの文字を自由に変更 米特許商標庁(USPTO)が公開した特許申請書には、キーボードの各キーに小さなディスプレイを搭載することで、各キーのアルファベットや数字、記号を、用途に応じて変更する方法が記されています。 たとえばキーの文字をアルファベット以外の言語に変更する、一部のキー表示や機能を変更してゲーム用にすることが可能です。 またキーを押した時にそれぞれのキーのディスプレイに表示する文字や記号が変わるように設定することもできます。ゲームに使う機能にキーを割り当て、キー表示をそれに合わせて変えるといったことも可能です。 Appleが特許を申請、取得したからといって、それが
Kinesis Advantage360 Professional kinesis-ergo.com 8万くらいしたんだけど全くしっくりこなくて超ツラい!!!!純正パームレスト付きで買ってくれる人がいたら連絡下さい (?) そもそも自分の手のサイズに合わなかった。試さず買ったのが悪い。親指で押す前提のエリア (スペースやエンターが割り当てられている) に指が届かないのが致命的で、左右分割で肩こりが解消する前に指が攣りそうな感じ 手はそんなに大きくなくて、メンズ向け手袋とかも小さめサイズを選ぶことになるほうではある。ホームセンターとかに売ってる作業用ゴム手袋みたいなのも S-M サイズでギリギリシンデレラフィットみたいな感じ フルワイヤレスイヤホンみたく、左右のユニットもケーブルなしでワイヤレスな左右分割キーボードとして使えるという触れ込みなんだけど、Bluetooth が妙に不安定。左右間
東プレREALFORCE、待望のワイヤレスキーボードが11月1日発売 東プレは10月26日、REALFORCE(リアルフォース)ブランド・マスターシリーズのキーボードの新製品として「R3 キーボード」を発表した(発表時の記事はこちら)。 11月1日の販売を開始まで、あと2日に迫った同製品。その使用感を試したので、レポート形式でお届けしたい。 R3 キーボードの注目ポイント! ・シリーズとしてはじめて、デバイスとのワイヤレス接続に対応。接続方式はBluetooth 5.0で、ワイヤレス接続に対応するモデルは、USB接続にも対応するハイブリッドモデルとしての展開。USB接続専用モデルも用意される。 ・ラインアップは20モデル。そのすべてが、高速入力を可能にするAPC機能を搭載。APCの深さは従来の3段階から4段階に増え、最も浅い0.8mmが追加された。さらに専用ソフトウェアを使うことで、キーマ
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 芝浦工業大学真鍋研究室とNTTドコモの研究チームが開発した「HMK: VR/ARテキスト入力用ヘッドマウントキーボード」は、VR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)のストラップ両側に左右分離型キーボードをそれぞれ設置した効果的なタイピングシステムだ。HMDを装着して机上のキーボードを直接視認できない状態でタイピングした場合と比較して、90%以上のタイピング速度を達成した。 VR/AR環境でも文字入力が必要な場面があるため、バーチャル内にバーチャルキーボードを配置した、さまざまな入力方法が提案されている。だが、これまで慣れてきた机上での物理キーボードの使いやすさやタイピング速度には及ばない
iPad Proを本気でMacBookにするなら、カチっとハマるこのキーボード!2019.10.04 17:0090,612 ヤマダユウス型 Surfaceが大進化するならば、iPadはアイディアで押し上げようぞ。 iPadのために作られたキーボードは数あれど、これほどまでに専用設計なキーボードもそうないのでは? Kickstarterでキャンペーン中の「Libra」は、iPad Proを本気でラップトップ化させてしまうトラックパッド付きキーボードです。 MacBookみたいだろ、iPadなんだせ、これ。「Libra」は、まるでMacBookからディスプレイを取っ払ったかのようなキーボード。ヒンジ部にiPad Proを差し込んでドッキングすることで、ラップトップのごとき一体感をかもしだしています。 Image: Kickstarter動作はiPadOSに最適化され、キー入力はもちろん、スワ
本記事の後半で紹介しているAutoHotKeyの設定については、本連載の第3回「快適キーボード操作のためのキーカスタマイズ 〜AutoHotKeyのキー押しっぱなし問題とScrollLockの非推奨~」もご参照ください。 はじめまして。ごまなつと申します。 ご縁がありまして、この度キーバインド設定についての記事を執筆いたします。皆さんにキーバインド設定のやり方と利点を伝えたいと考えております。 自己紹介 普段はC#と.NETでWindowsアプリを作成する仕事をしています。趣味では自作キーボードや配列変更をするなど、キーボードに関することやマウスについて調べるのが好きです。 キーボードに関する不満 唐突ですが、あなたはキーボードに対して不満はありませんか?筆者は、以下のような不満を持っていました。 (JISキーボードのみ)押しやすい位置にあるがローマ字入力時になかなか使わない:無変換キー、
ホーム 全記事 ニュース 『Apex Legends』中にブチギレてキーボードをぶっ壊した人気配信者、TwitchでBANされる。そして落ち込む 人気配信者Matt ‘Dellor’ VaughnことDellor氏が、PC版『Apex Legends』を実況中に敵に倒されたことに怒り狂いキーボードを破壊。その映像が出回ったことで、Twitchよりアカウント停止処分を受けたことが議論を呼んでいる。Game Rantなどが報じている。 Dellor氏は、『オーバーウォッチ』の元プロプレイヤーとしても知られており、『フォートナイト』や『PUBG』など数多くのシューティングゲームを得意とする配信者。50万以上のフォロワーを誇るが、人気の理由は正確な射撃の腕と“キレ芸”である。クレバーな動きとエイミングで敵を倒していくだけでなく、味方との連携がうまくいかなかったり不運があったりした際には、とにかく躊
Appleが、新しいMacBook Pro発売と同時に、バタフライ構造キーボードの無償修理プログラムを更新し、2018年モデル以降のMacBook ProとMacBook Air(2018)を追加した。 プログラムが適用されるモデルは最初の小売り販売日から4年間で、修理開始前にAppleが実機検査で適用対象かどうか検証するという条件は変わらない。 対象モデルは以下の通り。★が付いているものが新たに追加されたモデル MacBook(Retina, 12inch, Early 2015) MacBook(Retina, 12inch, Early 2016) MacBook(Retina, 12inch, 2017) MacBook Air(Retina, 13inch, 2018)★ MacBook Pro(13inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports) Mac
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