Kubernetesがある世界とない世界を比較して、クラウドネイティブになるためのヒントを解説するセッションを紹介する。 CloudNative Days 2021 ONLINEでは、クラウドネイティブなシステムを想定するゴールとしてシステムに使われるソフトウェアを解説するセッションが主なコンテンツとなっている。今回は「クラウドネイティブではすでにデファクトスタンダードであるKubernetesを使わなくてもクラウドネイティブは実装できるのか?」を解説するセッションを紹介したい。タイトルは「Kubernetesがない世界線のCloudNativeジャーニー」で、プレゼンテーションを行ったのはあさぎ氏だ。 最初にレガシーなシステムにおける開発から本番環境への実装を図式で解説。ここではデベロッパーがコードを書いてGitリポジトリーへのPushを行い、JenkinsがそれをフックにしてArtif