政府や行政システムのIT化を進め、その手腕を評価されていたウクライナのデジタル転換相ミハイロ・フョードロフ。現在は対ロシアのサイバー戦を指揮するPhoto: Sergii Kharchenko/NurPhoto via Getty Images ロシア相手に鮮やかなサイバー作戦を披露し、一躍ときの人となったウクライナの若き副首相ミハイロ・フョードロフ。米紙がキエフのどこかに潜伏する彼に単独取材をおこない、戦略の意図やロシア侵攻後の生活の変化、この戦いにかける意気込みについて聞いている。 ロシア軍がウクライナに侵攻を開始した2022年2月24日、ウクライナのゼレンスキー首相は、最年少閣僚のミハイロ・フョードロフ副首相兼デジタル転換相(31)に対ロシア防衛担当という重要な任務を与えた。 【画像】【続編】ミサイルに被弾した父を思い、寝る間を惜しんで指揮をとる若き閣僚 ゼレンスキーのこの命令を受け