朴訥とした話し方から人柄が伝わってくる。 トッププレーヤーとしての人生を終えてから、まだ数日。額にはラストゲームで負った傷があった。縫った糸がそのまま残っていた。 6月3日(月)夜6時からのゲストは細田佳也さん。NECグリーンロケッツ東葛で現役生活を終えたばかりだ。 2011年に同チームに加入以来、リーグワン2023-24シーズンまで社員選手としてプレーを続けた36歳。192センチ、103キロとサイズにも恵まれ、日本代表、セブンズ日本代表、そしてサンウルブズと、さまざまな舞台でバックローとして活躍してきた。 楕円球を追い始めて29年。最後の試合は2024年5月25日(土)に相模原ギオンスタジアムで行なわれたリーグワン、ディビジョン1と2の入替戦、リコーブラックラムズ東京との一戦だった。 細田はその試合に6番のジャージーを着て出場し、80分、フル出場を果たした。いつものように、しぶとくプレー