2024年パリ五輪のサーフィン会場を視察するフランス領ポリネシアのモエタイ・ブロテルソン行政長官(右)ら(2023年8月16日撮影)。(c)Suliane FAVENNEC/ AFP 【12月4日 AFP】フランス領ポリネシアのタヒチ(Tahiti)で行われる2024年パリ五輪のサーフィン競技について、ポリネシアのモエタイ・ブロテルソン(Moetai Brotherson)行政長官が2日、会場に新たに造られる予定となっている審判用タワーの安全性とサンゴへのダメージを不安視し、同地での開催に懸念を示した。 タヒチのサーフィン会場では1日、新しいタワーの建設に使う予定の作業台船で追加のテストが行われ、サンゴがさらに破壊される様子が環境団体によって撮影された。 ブロテルソン氏は地元テレビに対して「きょうはサンゴを破壊し、あしたは古い設備を使えば人々の命を危険にさらすかもしれない」と話し、「最終的